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近鉄・大和西大寺駅自由通路 一部供用開始

2020年4月19日、鹿島JVが奈良県奈良市で工事を進めていた近鉄・大和西大寺駅の南北自由通路が一部開通しました。これは、南北自由通路及び同駅の駅舎増床、中央改札口の設置工事などがほぼ完了し、部分的に供用が開始されたものです。

奈良市にある近鉄・大和西大寺駅は、大阪、京都、奈良中心部、橿原と4方向に路線が伸びる奈良県北部最大のターミナル駅で、1日約5万人が利用する交通の要衝です。これまで駅の南北を往来するには、頻繁にふさがる踏切やバリアフリー未対応の地下通路を利用するしかなく、利便性に課題がありました。そこで、奈良市と近畿日本鉄道が2017年から南北自由通路の整備と駅の橋上化を主体とする改良工事を進めていました。

鹿島JVでは、地上の線路をまたぐ幅員7.5m、延長75mの自由通路新設工事と、橋上駅舎の構築及び駅舎増床や店舗改修工事などの土木・建築工事を行っています。土木工事では、2018年4月から自由通路の杭工事を開始し、2019年2月に、自由通路の桁の一括架設を行いました。2020年4月19日の始発から、自由通路の通行と、自由通路に接続する中央改札口の利用が開始されました。自由通路の両壁面はガラスを多用して明るく、眼下にホームと電車を望めます。橋上化された駅の増床部分には大型ディスプレイを利用した案内表示やAIを活用した最新システムが取り入れられています。南口側にはエレベーターとエスカレーター、2つの階段が設置され、自転車も押し歩きでの通行が可能となっています。これにより駅利用者の利便性が大幅に向上し、バリアフリー化も実現しています。

今後は、北口側のエスカレーター・西側階段設置工事や駅舎増床工事を2020年度末までに完成させる予定です。その後、既存駅舎の改修、店舗拡張改修工事などを行う予定で、工事全体の完成は2021年度末の予定です。

図版:ホームと線路を跨ぐように設置された南北自由通路

ホームと線路を跨ぐように設置された南北自由通路

図版:壁面がガラス張りの明るい自由通路

壁面がガラス張りの明るい自由通路

図版:自由通路に直結した中央改札口

自由通路に直結した中央改札口

図版:増床された改札内部と大型ビジョンによる案内表示

増床された改札内部と大型ビジョンによる案内表示

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