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鹿島の土木技術 Topics

阪神高速6号大和川線 全線開通

2020年3月29日16時、阪神高速道路大和川線が全線で開通しました。大阪府堺市と松原市を結ぶ阪神高速6号大和川線は、既に一部が開通していましたが、今回、全長約9.7kmのうち、鉄砲出入口から三宅西出入口までの7.7km区間が開通し、大和川線の全線が開通しました。これにより、堺と松原ジャンクションの所要時間が最大で約30分短縮されます。

鹿島では、今回開通した区間のうち、常磐工区開削トンネル工事と大和川線シールド工事を担当、両工区は隣り合わせで連続しており、本線部分だけでも約2.4kmにおよびます。

常磐工区は、高速道路本線の函体(延長350m、最大幅38m、最大深さ38m)と出入口部を開削工法で施工する延長698mの工事で、本線トンネルから地上へ接続する出入口ランプが分岐・合流します。出口ランプトンネルは周辺生活環境に配慮し非開削工法での施工に変更。矩形のアポロカッター工法による約225mのトンネル構築、本線・出口分岐部での地中切り開き等、非開削の高度技術を結集し、施工しました。工事は近接する住宅や小学校に対して細心の注意を払って行いました。

大和川シールド工事では、約2kmのシールドトンネルを2本構築。先行トンネルが常磐工区内の立坑に到達したのちUターンを行い、併設しながら全線曲線のシールドトンネルを施工しました。両トンネルは離隔わずか986mmという超近接施工となり、回転式レーザー真円度自動測定システムなど最新技術を導入し、高品質なトンネルを完成させました。

両工区の工事間連携を密にすることで両工事のクリティカル工程を遵守し、全線開通に寄与しました。

大阪中心部を囲むように計画されている「大阪都市再生環状道路」の一部を成す大和川線の全線開通で、大阪高速道路網の利便性が大きく向上し、経済効果も期待されています。大和川線では1日約4万台の通行を見込んでいます。

図版:常磐工区開通直前の様子

常磐工区開通直前の様子

シールド区間開通直前の様子

シールド区間開通直前の様子

図版:常磐出入口ランプを利用する最初の車両

常磐出入口ランプを利用する最初の車両

図版:開通直後から利用する車両が続々と走行した

開通直後から利用する車両が続々と走行した

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