日建連第1回土木賞、土木学会デザイン賞2020 受賞
2020年11月9日、日本建設業連合会(以下日建連)が、2020年日建連表彰「第1回土木賞」の選考結果を発表し、鹿島関連では4件が受賞しました。
日建連では、1960年に創設した建築分野のBCS賞の表彰を行っています。今回の「土木賞」は、2011年に新・日建連が発足して以降、土木・建築両分野に活動の場が広がっていることから、活動領域を踏まえた新しい表彰制度を2020年度から設けることになったものです。
この賞は、社会基盤として国民生活と経済活動を支える土木分野の優れたプロジェクト・構造物を表彰するものです。完成した構造物だけでなく、事業企画から設計、施工、維持管理までを視野に入れて施工の過程で直面する問題を解決しながら、関係者が一丸となり現場で要求される品質をいかにクリアしたかが選考のポイントとなっています。
第1回となる今回、鹿島関連では以下の4件が受賞しました。表彰式は同じく日建連が表彰する第61回BCS賞の表彰式とともに、2021年4月19日、The Okura Tokyo(東京都港区)で行われる予定です。
日建連 第1回土木賞
鶴田ダム再開発事業
~ダム再生リーディングプロジェクト~
阪神高速道路大和川線
シールド工事
福島第一原子力発電所陸側遮水壁
(凍土壁)
横浜北線鉄道(JR、京急)交差部
新設工事
また、土木学会は2020年11月16日、土木学会デザイン賞2020の授賞作品を発表し、鹿島が一部施工を担当した以下のプロジェクトが最優秀賞を受賞しました。
土木学会デザイン賞は、2001年に創設され、土木構造物や公共的な空間において、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品、及びそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。
土木学会デザイン賞2020
最優秀賞
東京駅丸の内駅前広場及び行幸通り整備
(東京駅丸の内駅舎から皇居に至る一体的な都市空間整備)
鹿島が施工を担当した
東京駅丸の内駅前広場