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秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事 安全祈願祭

2020年11月12日、秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事の安全祈願祭が、秋田県秋田市の土崎神明社で行われました。神事には発注者である秋田洋上風力発電株式会社、国土交通省・県および能代市・秋田市、鹿島およびきんでんから35名が参列しました。玉串奉奠は秋田洋上風力発電・岡垣社長、秋田県・川原副知事、鹿島・森口執行役員らが執り行い、工事の安全を祈願しました。

秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事は、秋田洋上風力発電株式会社が進める事業で、商業ベースでは日本初となる洋上風力発電事業です。秋田港及び能代港の港湾区域内にブレード直径117mの風車33基を新設し、発電容量は約140MWと国内最大規模を誇ります。着床式の洋上風力で、風車を支える基礎構造は、大口径鋼管杭モノパイルと接続部材トランジッションピースで構成されます。鹿島と住友電工がJVを組み、風車の基礎及び海底ケーブルの設計・調達・施工・据付(EPCI)業務を担当します。

工事は2020年2月に着工しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、安全祈願祭が延期となっていました。現在は、欧州(ベルギー・オランダ)において風車基礎の製作および輸送準備、国内仮組立ヤードではモノパイルとトランジッションピースの仮置き基礎の構築が行われています。2021年からいよいよ洋上での工事が本格的に行われます。竣工は2022年12月の予定です。

図版:安全祈願祭の様子

安全祈願祭の様子

図版:施工者を代表し玉串を奉奠する森口執行役員

施工者を代表し玉串を奉奠する森口執行役員

図版:基礎部材(トランジッションピース)ストック状況(SIFオランダ・ロッテルダム工場)

基礎部材(トランジッションピース)ストック状況(SIFオランダ・ロッテルダム工場)

図版:基礎部材(モノパイルとトランジッションピース)仮置き基礎の整備状況(秋田港飯島地区)

基礎部材(モノパイルとトランジッションピース)仮置き基礎の整備状況(秋田港飯島地区)

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