鹿島が福島県双葉郡川内村で施工を担当する「かわうち鬼太郎山風力発電所建設工事」の安全祈願祭が、2022年11月1日、川内村の上川内諏訪神社で行われました。式典には、発注者である川内復興エナジー合同会社を代表してJR東日本エネルギー開発の松本社長他関係者が、鹿島から坂東執行役員をはじめ工事関係者らが参列しました。神事では、JR東日本エネルギー開発・松本社長、鹿島・坂東執行役員らが玉串を奉奠し、工事の安全を祈願しました。

かわうち鬼太郎山風力発電所建設工事は、JR東日本エネルギー開発、福島発電、川内村が出資する川内復興エナジー合同会社が進める事業で、福島県の緑あふれる鬼太郎山にブレード直径約120ｍ、最高高さ約154ｍの風車10基を新設します。発電容量は40,799kWで、これは一般家庭が一年間に消費する電力量の約2.5万世帯分に相当します。

建設地周辺の阿武隈地域は、南北に山地が連なり風況に恵まれています。本事業は、その豊かな風資源を活用し、福島県が掲げる「2040年頃を目途に、県内のエネルギー需要量の100％以上に相当する量のエネルギーを再生可能エネルギーで生み出す」という目標に大きく寄与するとともに、地域の発展にも貢献することになります。竣工は2025年1月の予定です。