東京国立博物館『150年後の国宝展』に、「EIEN®」と「CO2-SUICOM®」を出展
鹿島は、東京国立博物館の表慶館で2022年11月から開催の『150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物』に出展し、1万年コンクリート「EIEN(エイエン)」と環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM(シーオーツースイコム)」を展示しています。
本展覧会は、東京国立博物館の創立150年を記念し、今から150年後に伝えたい国宝候補を個人や企業から集めて展示するものです。公募型の展覧会は、東京国立博物館史上初の試みとなります。
展示品は一般部門と企業部門に分かれており、一般部門には東京国立博物館と選考委員によって選び抜かれた67件、企業部門には企画に賛同した31社が出展。鹿島が“150年後の国宝候補”として選定した「EIEN」は、約5,000年前の中国の大地湾遺跡で発掘された古代コンクリートの調査・分析結果をもとに生み出された耐久性に優れた長寿命化コンクリートです。そしてその「EIEN」を応用して鹿島らが開発した「CO2-SUICOM」は、製造時にCO2を吸収・固定化し、作れば作るほどCO2を減らすことができるカーボンネガティブコンクリートで、脱炭素が求められる現代そして未来において、必要不可欠な材料となっています。
表慶館の入口を入ると、吹き抜けの天井から巨大なタペストリーが吊るされ、各企業の国宝候補が次々に映し出されます。鹿島のブースでは、映像とともにガラス張りのショーケースが設置され、古代セメントのレプリカ、EIEN、CO2-SUICOMが正に「宝物」のように展示されています。
開催期間は、2022年11月2日(水)~2023年1月29日(日)まで。この機会に、ぜひご覧ください。
来場者の目を惹く表慶館エントランスホールのタペストリー
鹿島の150年後の国宝候補「EIEN」を展示した鹿島ブース