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日建連表彰第4回土木賞に「赤谷3号砂防堰堤工事」が受賞

日本建設業連合会(以下日建連)は、2023年8月8日、日建連表彰2023「第4回土木賞」の選考結果を発表し、鹿島関連では「赤谷3号砂防堰堤工事」が受賞しました。日建連表彰「土木賞」は、社会基盤として国民生活と経済活動を支える土木分野の優れたプロジェクト・構造物を表彰するもので、今回で4回目を迎えます。

今回受賞した「赤谷3号砂防堰堤工事」は、2011年の台風12号の豪雨による紀伊半島での大規模な斜面崩落の復旧工事で、崩落斜面直下での作業のため出水期は人が立ち入れず、無人化施工が条件となりました。そこで、鹿島が開発した建設機械の自動化を核とした次世代建設生産システム「A4CSEL®」や「プレキャストブロック自動据付システム」を適用。国内初となる災害現場における砂防堰堤自動化施工を実施しました。

受賞理由として、「崩落斜面直下での砂防堰堤築造作業に高度な自動化施工技術を開発適用し、管制室からの遠隔管理で安全かつ効率的な施工を実現。出水期も安全に工事を進めることを可能とし、砂防事業の早期進捗を図り、下流住民の安全・安心の向上に大きく貢献した」と高く評価されました。

表彰式は同じく日建連が表彰する第64回BCS賞の表彰式とともに、2023年11月30日、The Okura Tokyo(東京都港区)で行われる予定です。

図版:赤谷3号砂防堰堤工事

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