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山鳥坂ダム仮排水トンネル工事 起工式

2024年2月4日、鹿島が施工を担当する山鳥坂(やまとさか)ダム仮排水トンネル工事の起工式が愛媛県大洲市内の肱川風の博物館で行われました。起工式には、発注者である国土交通省四国地方整備局、地元選出の国会議員、愛媛県、大洲市関係者らをはじめとする約90名が出席しました。式典では、四国地方整備局・佐々木局長の式辞や来賓の祝辞に続き、施工者を代表して鹿島・風間副社長が挨拶しました。続いて関係者による鍬入れとくす玉開披が行われ、着工を祝うとともに、事業の円滑な推進を祈願しました。

本工事は、国土交通省が進める「山鳥坂ダム建設事業」において、山鳥坂ダム本体建設に向けてダム建設予定地の河辺川の流れを一時的に迂回させる仮排水トンネル(直径8m、延長682m)を構築するものです。

肱川流域は、これまでに何度も洪水に見舞われており、平成30年7月豪雨では甚大な被害を受けました。山鳥坂ダムは、洪水調節と流水の正常な機能の維持を目的として建設する堤高約96m、堤頂長約279m、堤体積約53万m3の重力式コンクリートダムであり、流域の安全向上のためにもダムの早期完成が期待されています。

式典で風間副社長は、「肱川流域の治水対策において根幹的な役割を担う山鳥坂ダムの早期完成に向け、先陣を切る本工事に携われることはこの上ない喜びです。当社の技術と経験を活かし、全社一丸となって工事に取り組んでまいります。」と決意を述べました。

図版:施工者を代表して挨拶する風間副社長

施工者を代表して挨拶する風間副社長(国土交通省四国地方整備局提供)

図版:鍬入れの様子(右から2人目が風間副社長)

鍬入れの様子(右から2人目が風間副社長)

図版:関係者による記念撮影(右から2人目が風間副社長)

関係者による記念撮影(右から2人目が風間副社長)(国土交通省四国地方整備局提供)

図版:山鳥坂ダム仮排水トンネルイメージ図

山鳥坂ダム仮排水トンネルイメージ図

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