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三笠ぽんべつダム コンクリート初打設

2025年4月16日、鹿島JVが北海道三笠市で施工を進めている「幾春別川総合開発事業の内 三笠ぽんべつダム堤体建設第1期工事」のコンクリート初打設が、堤体上流側の打設箇所において行われました。コンクリート初打設には、発注者である国土交通省北海道開発局札幌開発建設部幾春別川ダム建設事業所・岩井所長をはじめ工事関係者ら31名が出席しました。コンクリート初打設に先立って、下流側の特設テント内で行われた安全祈願では、鹿島JV・上本所長ら4名が玉串を奉奠し、今後の工事の安全を祈願しました。その後、堤体上流側に場所を移して行われた初打設セレモニーでは、堤体の基礎部分にバケットからコンクリートが投入されると、出席者から大きな拍手が沸き起こりました。

図版:神事で玉串奉奠を行う鹿島JV・上本所長

神事で玉串奉奠を行う鹿島JV・上本所長

図版:バケットからコンクリートが投入された

バケットからコンクリートが投入された

「三笠ぽんべつダム」は、幾春別川総合開発事業の一環として、幾春別川の支川である奔別川に新設される堤高53m、堤頂長173.5m、堤体積214,000m3の台形CSGダムです。鹿島JVが施工を担当し、2024年3月に竣工した「新桂沢ダム」と「三笠ぽんべつダム」の2つのダムにより、洪水と渇水が頻発する流域の安全を守り、広域に安定的に水を供給することを目的としています。本工事は、2023年4月から基礎掘削を開始し、2024年12月に基礎掘削が完了。今後は、本格的にコンクリート打設を進めます。

三笠ぽんべつダムの事業完了は、2030年度の予定です。

図版:完成予想パース

完成予想パース

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