開発事業

大規模複合開発

「エリアマネジメント」という
視点で地域と一体となった
都市空間を

建物・都市のスペシャリストとして、ビル建設だけに捉われず、地域と一体となった
都市空間の創造に貢献します

図版:大規模複合開発

代表プロジェクト


九段南一丁目プロジェクト(九段会館テラス)


登録有形文化財の歴史的建造物「旧九段会館」一部保存・建替事業

本プロジェクトは、東急不動産と鹿島が共同でSPCを設立し、国有地を70年間借り受け、歴史的建造物である「旧九段会館」を一部保存・復原しながら建て替えを行った事業です。
旧九段会館は1934年に完成し、昭和初期の時代性を表現している建築物として希少であり、「帝冠様式」と呼ばれる外観的特徴を備え、永く九段下の景観を形成してきました。しかし、東日本大震災による被害や完成後80 年余を経て建物の老朽化が進んでいたことにより、土地の高度利用と都市機能の増進を図る目的として、公募により東急不動産と鹿島が民間事業者として選定されました。
保存部分は、創建時の意匠を復原・保存し、宴会場(真珠・鳳凰)、カンファレンスセンター、シェアオフィス、店舗などを、新築する高層部分は当時の意匠を取り込みながら、主にオフィスや店舗を整備しました。
また、北の丸公園のお濠に面するという都内随一の立地を活かし、お濠沿いの歩行者空間やメインエントランス前の広場、屋上テラスなどお濠や北の丸公園の四季を楽しめる外部空間も設けています。
鹿島はプロジェクトマネージャーの一員としてコンセプト立案、商品企画・推進、行政との調整など様々な役割を担い、事業を推進しています。また、鹿島と梓設計が設計を、鹿島が施工を担当しました。
なお、旧九段会館は、城郭風の重厚な塔屋を戴く帝冠様式の威風堂々とした外観や、要所に用いられた軽妙洒脱なアール・デコの装飾など、九段下の街路景観の象徴的存在であることが認められ、2019年9月に国の登録有形文化財に登録されました。

図版:全景

全景

場所 東京都千代田区九段南一丁目
開発期間 2018~2022年
主要用途 オフィス、店舗、宴会場、カンファレンスなど
開発面積 約8,765m2
延床面積 約68,000m2
図版:メインエントランス

メインエントランス

図版:バンケットルーム

バンケットルーム

図版:ワーカー専用 屋上庭園

ワーカー専用 屋上庭園

受賞歴

「登録有形文化財(建造物)」に登録(2019年9月10日)

「DBJ Green Buildingプラン認証5つ星」取得(2019年12月6日)

みなとみらい21中央地区58街区開発事業(横濱ゲートタワー)


横浜駅前に新たなビジネス拠点が誕生

JR・私鉄等の12路線が集結し、羽田空港や成田空港へ直行可能な、抜群のアクセスを誇るビッグターミナル「横浜駅」。2021年、横浜駅前に新たなビジネス拠点「横濱ゲートタワー」が誕生しました。
本事業は、鹿島、住友生命保険、三井住友海上火災保険の3社グループが、横浜市による事業者公募において選定され、開発した延床面積約8.4万m2のオフィスメインの複合ビルです。
計画地は、横浜駅前、横浜駅からみなとみらい21への玄関口に位置する敷地で、計画地周辺は企業の本社ビル、研究開発拠点などが続々と集積しており、日本有数のビジネスエリアとなっています。その希少性・利便性の高い立地特性やポテンシャルを最大限に活かし、本社・研究開発拠点機能に対応する高機能な賃貸オフィスと、シェアオフィス、貸会議室、クリニック、保育所など、オフィスワーカーが快適に働ける環境を提供するほか、横浜の新たな名所として併設するプラネタリウムは、にぎわいを創出する場となっています。さらには、BCP対策として高性能制震装置を採用し、帰宅困難者の一時待機スペースといった災害支援機能も兼ね備えており、安全・安心な街づくりに寄与する優れた防災機能を有する施設です。
鹿島は事業者の代表企業かつプロジェクトマネージャーとして、事業推進、商品企画、都市計画や環境アセスメントなどの許認可推進、テナントリーシング、管理運営方針策定など多様な役割を果たすとともに、設計・施工を担当。開発・設計・施工・管理運営の一気通貫で鹿島の総力を結集し、横浜駅前やみなとみらい21をリードする事業を推進しました。

図版:全景

全景

場所 横浜市西区
開発期間 2019年~2021年
主要用途 オフィス、にぎわい施設、店舗、駐車場
開発面積 9,307.95m2
延床面積 約84,000m2
図版:エントランスプラザ

エントランスプラザ

図版:プラネタリウム内観

プラネタリウム内観

図版:オフィスロビー

オフィスロビー

羽田空港から1駅の地に、多彩な価値観が集う「まち」が誕生羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(HANEDA INNOVATION CITY)


羽田空港から1駅の地に、多彩な価値観が集う「まち」が誕生

羽田空港の国際線旅客ターミナルから1駅の「天空橋駅」の直上に位置する約5.9haの敷地に、“ 先端 ”から“ 文化 ”まで、多種多様な分野の垣根を越えた交流を誘発し、新たな価値創造を実現する日本初のスマートエアポートシティが誕生しました。
<2020年まち開き(一部先行開業)、2023年11月グランドオープン>
本事業は、大田区が日本のものづくり技術や各地域の魅力を国内外に発信する「新産業創造・発信拠点」の形成を目指して公募した官民連携事業です。
鹿島など9社が出資する「羽田みらい開発*」が区有地を約50年間借り受け、研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)、先端医療研究センター、会議場、イベントホール、日本文化体験施設、飲食施設、研究・研修滞在施設、水素ステーション等を中心とした、延床面積13万m2を超える多彩な用途からなる複合施設を整備・運営する、平面的にも広がりを持った大規模複合開発です。
鹿島は、代表企業かつプロジェクトマネージャーとして、コンセプト立案、開発企画・推進、テナントリーシング、管理・運営方針策定、会社設立・運営、資金調達、行政との連携など多様な役割を果たしています。さらに、大和ハウス工業とも連携して建築工事に係る設計・施工を主導し、また天空橋駅との地下接続に係る土木工事も推進しています。開発・建築・土木など、鹿島の総力を挙げて、未来志向の新たな体験や価値を創出するまちづくりを目指しています。
*鹿島建設、大和ハウス工業、京浜急行電鉄、日本空港ビルデング、空港施設、東日本旅客鉄道、東京モノレール、野村不動産パートナーズ、富士フイルムの9社が設立した本事業のみを遂行する事業会社

図版:全景イメージ

全景イメージ

場所 東京都大田区羽田空港
開発期間 2017~2023年
主要用途 オフィス、医療、滞在施設、イベントホール、商業など
開発面積 約5.9ha
延床面積 約131,000m2
図版:1F  シティゲート

1F シティゲート

図版:3F 足湯スカイデッキ

3F 足湯スカイデッキ

図版:CONCEPT MOVIE

CONCEPT MOVIE

受賞歴

国土交通省「スマートシティ実装化支援事業」選定(2021年、2022年、2023年)

国土交通省・内閣府・総務省・経済産業省「スマートシティ官民連携プラットフォーム」参画(2019年)

国土交通省スマートシティ事業「先行モデルプロジェクト」選定(2020年)

総務省「データ利活用型スマートシティ推進事業」選定(2020年)

認定民間都市再生事業計画 [国土交通大臣認定2018年/特定都市再生緊急整備地域内]

関連情報

浜松町二丁目4地区A街区プロジェクト


湾岸エリアをリードする新たなビジネス拠点として生まれ変わる
「東京の玄関口」浜松町

東京の各オフィス街へ抜群のアクセスを誇り、新幹線のターミナル駅である東京駅、リニア中央新幹線品川新駅へ近接、そして羽田空港へも直結する、日本全国・世界への起点となる「東京の玄関口」浜松町。
本プロジェクトは、世界貿易センタービルディング、鹿島、東京モノレール、東日本旅客鉄道の4社共同で、浜松町駅前に業務・商業などを中心とした世界貿易センタービルディング本館、ターミナル、南館、東京モノレール浜松町駅舎で構成される、全体で延床面積約28万m2の拠点性と象徴性を備えた国際的なビジネスセンターを創出する開発事業です。
計画地は、東京都市計画都市再生特別地区の一つである「浜松町二丁目4地区A街区」で、JR・東京モノレール・都営地下鉄の3駅5路線が集結する浜松町駅のポテンシャルを最大限に活かし、賑わいあふれる国際性豊かな交流ゾーンの形成や東京モノレール浜松町駅の建替え、バスターミナルの再整備などにより交通結節機能の強化を図ります。また、MICE機能*の整備や外国人滞在者支援機能及び交通・観光サポート機能の導入により国際競争力の強化を図り、さらには、浜松町駅から周辺街区をつなぐ歩行者デッキネットワークの整備、帰宅困難者の受入れスペースと災害支援機能を確保した先端的且つ魅力的な都市づくりを実現します。
なお、今回建替えが行われる「世界貿易センタービルディング」は、1970年に建設され(鹿島施工)、竣工当時は「東洋一(152m)」と言われた日本の超高層ビルの黎明期を代表する建物です。本建替えは、過去に国内で行われた建替え事業の中で、最も高い超高層ビルの解体・建替えとなり、大きな注目が集まっています。
鹿島は事業者として参画するほか、2017年9月に先行着工した南館の実施設計・施工などを担当。鹿島の総力を結集し、湾岸エリアをリードする大規模プロジェクトを推進しています。
*会議・研修(Meeting)、招待旅行(Incentive)、国際会議・学術会議(Conference)、展示会(Exhibition)に対応した機能を持つ会議室やレセプション会場などのこと。

図版:全景(南東側より)

全景(南東側より)

場所 東京都港区浜松町
開発期間 2017年~2027年
主要用途 オフィス・店舗・駐車場・地域冷暖房・駅舎
開発面積 21,007m2
延床面積 287,985m2、うち南館95,239m2
図版:東側旧芝離宮恩賜庭園から望む外観(左から南館、ターミナル、本館)

東側旧芝離宮恩賜庭園から望む外観(左から南館、ターミナル、本館)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)(東京ポートシティ竹芝)


人と情報が街とつながる新たな国際都市、東京ポートシティ竹芝

2020年9月、東京都港区海岸一丁目に、JR浜松町駅、ゆりかもめ竹芝駅の2駅と直結する国際ビジネス拠点、東京ポートシティ竹芝が誕生しました。
本事業は、東京都が行う「都市再生ステップアップ・プロジェクト」の一環で、鹿島と東急不動産が事業会社を設立し、都有地を約70年間借り受け活用する、官民一体・産学連携事業であり、後述する歩行者デッキを中心としたさまざまな都市貢献が評価され、2015年3月「国家戦略特区」の特定事業第一号(都市計画法の特例)としての設定を受け、400%から1,100%と容積率の大幅な緩和を実現しています。
オフィス・コンテンツ産業支援施設・商業施設・東京都新産業貿易センターからなる40階建てのオフィスタワー、賃貸住宅・サービスアパートメント・子育て支援施設等からなる18階建てのレジデンスタワー、JR浜松町駅からゆりかもめ竹芝駅までつなぐ長さ約500mの歩行者デッキを整備した、総延床面積約20万㎡の大規模複合開発です。
また、本事業では工事着工前から地域関係者や行政から成る竹芝地区まちづくり協議会、一般社団法人竹芝エリアマネジメントを組成し、約28haの広大な竹芝エリア全体のまちづくりを推進しています。定期的な地域清掃・防災活動にとどまらず、地域資源であるふ頭広場や芝離宮恩賜庭園を活用したイベントを実施し、地域密着型のまちづくり活動を推進しています。
さらに、こういった地域密着の街づくりを発展させ、最先端の技術を活用した挑戦的なまちづくりを推進しています。ロボット分野の先端テクノロジーの実証実験、新たなモビリティサービスの構築に向けた実証実験を実施することで最先端の実証実験エリアとしての地位を確立、また、人流や属性等の人に関するデータ、交通や道路状況のデータ、河川や潮位といった自然・防災に関するデータを一元管理し、さまざまな課題解決に活用することで社会課題解決と経済的発展の両立を目指しています。
鹿島はプロジェクトマネージャーとして、商品企画、都市計画や環境アセスメント、テナントリーシングなどで多様な役割を果たすとともに、オフィスタワーの設計・施工、レジデンスタワーや歩行者デッキの施工を担当。開発・建築・土木など、鹿島の総力を挙げて、竹芝の魅力や価値の向上を図り、東京の国際競争力強化に貢献していきます。

図版:全景(本施設と浜松町駅、竹芝駅をつなぐ歩行者デッキも含む)

全景(本施設と浜松町駅、竹芝駅をつなぐ歩行者デッキも含む)

場所 東京都港区海岸
開発期間 2013年~2020年
主要用途 オフィス・商業・レジデンス・展示場など
開発面積 約15,000m2
延床面積 約200,000m2
図版:東京湾から望むオフィスタワー・レジデンスタワー外観

東京湾から望むオフィスタワー・レジデンスタワー外観

図版:浜松町駅、計画建物、竹芝駅を繋ぐバリアフリーの歩行者デッキ

浜松町駅、計画建物、竹芝駅を繋ぐバリアフリーの歩行者デッキ

図版:地域の生物多様性に貢献するスキップテラス

地域の生物多様性に貢献するスキップテラス

中野駅前開発プロジェクト(中野セントラルパーク)


地域の人々からも親しまれる新しい街を実現

中野駅至近、約3.5haを誇る広大な敷地に2棟の大型オフィスビルと1棟の住宅棟から成る大規模複合開発プロジェクトです。隣接する大学とともに再開発等促進区を定める地区計画により道路などの基盤整備を行いながら容積率アップ等を実現し、また、隣接の都市計画公園と計画調整等を行い、一体的な空間となるよう計画しました。
広大な敷地と豊かな緑、道路を隔てることなく公園や大学と接する敷地特性から、開発コンセプトは「人が輝く公園都市」としました。一体感のある、他に類のない緑豊かな広場に面して商業施設やランニングステーションなどの附帯施設を設け、オフィスワーカーだけでなく、地域の人々からも親しまれる新しい街となっています。
2棟のオフィスビルは何れも都内有数のフロアプレートを有し、特にサウス棟は日本最大級の1フロア1,500坪超を誇ります。また、入居企業には国内外の有名企業が名を連ね、中野が新たなビジネス拠点として認知されるようになりました。
このプロジェクトは東京建物が中心となって進めてきましたが、鹿島は初期段階から携わり、コンセプトの立案や企画・設計、都市計画、行政・大学との調整、更にはサウス棟と住宅棟の設計・施工、テナント誘致などプロジェクトのあらゆる場面において、総力を結集して臨みました。
現在、中野では区役所・サンプラザ地区を始めとして駅周辺での開発機運が高まっていますが、このプロジェクトがその先導役として大きな役割を果たしています。

図版:全景

全景

場所 東京都中野区
開発期間 2007年~2012年
主要用途 オフィス、レジデンス、商業、集会場
開発面積 約35,000m2
延床面積 192,350m2
図版:日本最大級の1,500坪のオフィス

日本最大級の1,500坪のオフィス

図版:公園・大学と一体的な広場空間

公園・大学と一体的な広場空間

図版:高い意匠性を有するレジデンス(住宅棟)

高い意匠性を有するレジデンス(住宅棟)

東京駅八重洲口開発プロジェクト(グラントウキョウ)


東京駅八重洲口に「先進性」「先端性」を象徴する
首都東京の新しい顔が誕生

東京駅八重洲口で「首都東京の新しい顔づくり」をコンセプトに、JR東日本、三井不動産、新日本石油との共同事業により実施された大規模プロジェクトです。高さ200mの超高層ツインタワー(グラントウキョウサウスタワー・ノースタワー)と両タワーを結ぶ長さ約240mのルーフとデッキ(グランルーフ)で構成されます。
丸の内口のレンガ色の駅舎が有する「歴史性」に対し、八重洲口は「先進性」・「先端性」を象徴するシンボルが求められました。そこで、特例容積率適用区域制度を活用し丸の内駅舎敷地の余剰容積404%を移転、さらに総合設計制度の導入により300%割増しを受け、容積率を1,604%として「建物の超高層化」を実現しました。またデザインは世界的建築家ヘルムート・ヤーンによるデザインコンセプト「クリスタルの塔」を採用。ここに鹿島の設計・施工・ビル運営等の技術を投入し、超一等地に相応しいハイスペックで端麗なフォルムの超高層タワーの建築を実現しました。また、ツインタワーの間(グランルーフ部分)に高層建築物を設けないことで、東京湾から皇居側への風の通り道を確保し、都心のヒートアイランド現象の抑制を促す環境的配慮もされた計画となっています。
八重洲は1929年から約40年間、鹿島が本社を置き、現在はグループ会社の八重洲ブックセンターの本店がある鹿島ゆかりの地です。今後、京橋や日本橋と合わせて東京のビジネス・商業等の中心地として大きな発展が予定されている八重洲の開発は、鹿島の役割により一層大きな期待が寄せられています。

図版:全景

全景

場所 東京都千代田区丸の内
開発期間 2001年~2014年
主要用途 オフィス、商業、駅施設など
開発面積 約19,670m2
延床面積 約352,000m2
図版:写真中央:グランルーフ 写真左:グラントウキョウサウスタワー

写真中央:グランルーフ 写真左:グラントウキョウサウスタワー

図版:グラントウキョウ サウスタワー

グラントウキョウ サウスタワー

図版:写真手前:グラントウキョウノースタワー 写真奥:グラントウキョウサウスタワー

写真手前:グラントウキョウノースタワー 写真奥:グラントウキョウサウスタワー

受賞歴

東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」トップレベル事業所に認定(2012年度認定)

虎ノ門4丁目開発プロジェクト(虎ノ門タワーズ)


鹿島の総合力を結集した「正統な建築」

東京の中枢、ホテルオークラ東京に隣接した虎ノ門の丘に建つ、23階建ての賃貸オフィスと41階建ての分譲レジデンスの二棟からなる鹿島の総合力(開発・設計・施工)を結集した大規模複合開発です。
敷地の一角を1970年に取得してから30年以上にわたり、周辺関係者との合意形成と行政協議を積み重ね、土地区画整理事業による基盤整備、総合設計制度による容積割増、賃貸と分譲の異なる事業形態を両立させる別棟での建築確認等の様々な開発手法により、土地の伝統を守りながらそのポテンシャルの最大化を実現しました。
オフィスは、テナント・オリエンテッドをコンセプトに、機能性と快適性を追求した総貸室面積約1万坪の大型賃貸オフィスです。環境負荷を軽減するファサードや制震装置、エレベーター予約システム等の先進技術を採用しています。
レジデンスは、地上41階、総戸数267戸、タワーマンションの頂点をめざし、「中枢を生き、中枢に住む」をコンセプトに、新たな都心居住スタイルを提案した超高層分譲マンションです。また二棟間にある彫刻広場には、2006年KAJIMA彫刻コンクール大賞作品「3つの響きあうかたち」を設置しています。

図版:全景

全景

場所 東京都港区虎ノ門
開発期間 1998年~2006年
主要用途 オフィス、レジデンス、商業
開発面積 約12,800m2(区画整理施行区域面積)
延床面積 約98,500m2
図版:オフィス エントランスラウンジ

オフィス エントランスラウンジ

図版:レジデンス 住戸内(モデルルーム)

レジデンス 住戸内(モデルルーム)

図版:彫刻広場「3つの響きあうかたち」

彫刻広場「3つの響きあうかたち」

受賞歴

第49回BCS賞(建築業協会賞)

第17回AACA賞(日本建築美術工芸協会賞)奨励賞

2009年 日本建築学会作品選奨

東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」トップレベル事業所に認定(2010年度認定)

SMOKERS’ STYLE COMPETITION 2012 作品例部門 最優秀賞

2007年度 グッドデザイン賞

秋葉原開発プロジェクト(秋葉原UDX)


秋葉原に新しい価値を付加

電気街・パソコンの街、近年ではアキバ系と呼ばれ、独自の文化を育んできた秋葉原。その駅前の都有地の売り払い公募に対し、鹿島は自社のノウハウと総合力をまさに活かせる事業と判断し、NTT都市開発・ダイビルとともに応募し、当選しました。そして4年後に新生・秋葉原の象徴として秋葉原UDX・秋葉原ダイビルからなる秋葉原クロスフィールドをグランドオープンさせました。
事業者選定からわずか4年余りで、世界的なIT関連産業の拠点を形成した大規模プロジェクトであり、IT関連企業の集積や、企業と大学が交流する産学連携のプラットフォーム等を提供するという難易度の極めて高いプロジェクトでした。様々な領域(フィールド)の人、産業、情報が交流(クロス)し、新しい価値を創造する活動が積極的に展開され、社会的にも大きく注目を浴びました。
秋葉原UDXの資金調達については、大規模プロジェクトとしては国内初となる開発型証券化スキームを採用し、特定社債、シニアローン、メザニンローンを組み合わせ、リスクと投資効率のバランスがとれた資金調達を実現しました。このプロジェクトの開業を契機として周辺でも多数のビルや店舗が開業し、世界各地から多くの方々が訪れる世界に名立たる新生・秋葉原へと変貌を遂げていきました。

図版:全景

全景

場所 東京都千代田区外神田
開発期間 2002年~2006年
主要用途 オフィス・商業・イベント施設など
開発面積 約11,500m2
延床面積 約161,500m2
図版:1,500m 2 のイベントホール「アキバ・スクエア」

1,500m 2 のイベントホール「アキバ・スクエア」

図版:レストラン&ショップ「アキバ・イチ」クリスマス イルミネーション

レストラン&ショップ「アキバ・イチ」クリスマス イルミネーション

図版:秋葉原UDX東側外観

秋葉原UDX東側外観

受賞歴

2007年度 グッドデザイン賞

第41回 サインデザイン賞

東品川開発プロジェクト(品川シーサイドフォレスト)


建築だけでなく、地下新駅も誘致・建設

新たな大規模複合ビジネス拠点「品川シーサイドフォレスト」。
東京ベイエリアに誕生したこの街には、オフィス、ホテル、レジデンス、商業施設などが一体となって集積し、ここに集う企業や人々の活力と賑わいが溢れています。「杜のみどりの中の街」をコンセプトとし、都心の利便性を享受しながらも、「海、空、緑などの自然と寄り添うことができる街」を追求しました。まさに時代が求める都市のあり方を実現しました。
このプロジェクトは、日本たばこ産業の東京工場跡地と鹿島所有地の共同開発事業としてスタートし、全体を2期に分けて事業を進め、合計10棟から成る複合ビル群を建設しました。あわせて、交通広場・道路・公園などの公共基盤の整備も行い、開発敷地の直下には、東京臨海高速鉄道・りんかい線の地下新駅「品川シーサイド駅」を誘致・建設しました。まさに、鹿島の土木・建築・開発が総力を挙げて取り組んできた大規模複合開発プロジェクトです。
事業手法としては、都市再開発法に基づく第一種市街地再開発事業の適用を受け、第1期は日本たばこ産業と都市再生機構が事業主体となり、第2期は鹿島が単独で事業主体の役割を担い、全体完成させました。IT・ソフトウェア関連企業などが集積する活気のある街が誕生しました。

図版:東京ベイエリアに誕生した一体感のある街並み

東京ベイエリアに誕生した一体感のある街並み

場所 東京都品川区東品川
開発期間 1996年~2004年
主要用途 オフィス・商業・ホテルなど
開発面積 約73,000m2
延床面積 約510,000m2
図版:オフィスビル・ホテル複合ビルの端正な外装デザイン

オフィスビル・ホテル複合ビルの端正な外装デザイン

図版:緑と光があふれる外構空間

緑と光があふれる外構空間

図版:品川シーサイド駅直上に広がる複合ビル群

品川シーサイド駅直上に広がる複合ビル群

汐留C街区鹿島棟開発プロジェクト(汐留タワー)


開発型証券化にいち早く取り組み、成し遂げたプロジェクト

今や東京の巨大ビジネス拠点としてその名を馳せる汐留。日本最初の鉄道(新橋~横浜)の起点であったこの地に、今では電通、日本テレビ放送網、日本通運、共同通信社など日本を代表する企業が本社ビルを構えています。鹿島は、インフラ整備から建物の開発・設計・施工まで、汐留地区で数多くの事業に携わってきました。
林立するオフィスビル群の中央で肌色の外観が異彩を放つ「汐留タワー」は、開発・設計・施工をオール鹿島で手掛け、鹿島のアイデアと技術を駆使して、様々な新たな試みを具現化したオフィスとホテルの複合ビルです。設計面では、オフィスでの新たな働き方の提案として、フロア中央に大きな2層吹き抜け空間を設け、コミュニケーションの場、寛ぎの場、思考の場等多様な使い方ができる場を計画しました。建築技術面では、外壁に日本の伝統技術である常滑焼の「テラコッタタイル」を使用し、月日が経つほどに味わいの出る外観を試みました。その他、2層吹き抜け空間を利用した自然換気システム、2種類の制振装置によるハイブリッド耐震設備も、当時としては初の試みでありました。また、不動産事業としては、いち早く開発型の証券化に取り組みました。今では一般的ですが、当時は業界でも手探りの状況の中、金融機関の協力を得ながら成し遂げることができました。

図版:外観

外観

場所 東京都港区東新橋
開発期間 1999年~2003年
主要用途 オフィス・ホテル
開発面積 6,011m2
延床面積 79,819m2
図版:個性豊かな高層ビル群

個性豊かな高層ビル群

図版:ロイヤルパークホテル ザ 汐留

ロイヤルパークホテル ザ 汐留

図版:資生堂

資生堂

受賞歴

「日経ニューオフィス賞」:<2004年度 第17回日経ニューオフィス賞(資生堂)>

「JCDデザイン賞」:<JCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)デザイン賞2004>

「グッドデザイン賞」:<2004年度 グッドデザイン賞 -建築・環境デザイン部門->

「SDA賞」:<第38回(2004)SDA(公益社団法人日本サインデザイン協会)賞 パブリック部門 入選>

「空調・衛生学会賞」:<第43回 空気調和・衛生工学会賞 技術賞建築設備部門>

「サステナブル建築賞」:<SB05Tokyo記念サステナブル建築・住宅賞 建築部門 理事長賞>

「環境・設備デザイン賞」:<第4回 環境・設備デザイン賞(多機能ハイブリット空調システム)>

「港区緑の街づくり賞」:<平成17年度 港区みどりの街づくり賞(汐留タワー・日本テレビタワー)>

検見川開発プロジェクト


集合住宅にビオトープを初めて導入

本プロジェクトは、14棟のマンション「ガーデンプラザ新検見川」と戸建住宅「瑞穂の杜」からなる開発面積約38万m2、約2,000世帯が暮らす大規模開発事業です。鹿島は1972年に本事業に着手し、1988年に土地区画整理組合の設立認可を受け、造成工事に着手以来、全社を挙げてオール鹿島で街づくりを進めてきました。
本計画のマスタープランを検討するに当たり、「環境共生」をコンセプトに掲げ、自然生態系を再現した親水空間「ビオトープ」の集合住宅における初めての導入や、雨水再利用システムの採用など、ハウジングに関する開発・設計・施工の最新のノウハウを結集し、各段階において環境共生技術を最大限に取り入れるとともに、区役所・小学校等の行政関係施設や、スーパー・郵便局・医療施設等の都市利便施設の集積を図ることで、都市と自然が調和する街づくりを推進してきました。

図版:全景

全景

場所 千葉県千葉市花見川区
開発期間 1984年~2003年
主要用途 レジデンス(戸建含む)
開発面積 約380,000m2
総戸数 約1,300戸
図版:ビオトープにあるトンボの池

ビオトープにあるトンボの池

図版:ガーデンプラザ新検見川14・15・19番館

ガーデンプラザ新検見川14・15・19番館

図版:瑞穂の杜

瑞穂の杜

受賞歴

「瑞穂の杜」 1996年に「第10回千葉県街並み景観賞」

「ガーデンプラザ新検見川」 2000年に「第6回千葉県建築文化賞」

代官山再開発プロジェクト(代官山アドレス)


再開発のモデルケース的存在となったプロジェクト

「代官山ルネッサンス」をキーワードに、旧同潤会アパート36棟を建替え、約1.7haの敷地に36階建のタワーを中心としたマンション501戸と商業施設「ディセ」、公益施設「渋谷区代官山スポーツプラザ」、地下に東京電力拠点変電所等を整備した再開発プロジェクトです。
最近でこそ再開発に伴う超高層マンションは目新しくもなくなりましたが、この代官山アドレスの完成は大きなインパクトを与え、その後の再開発のモデルケースとして先駆的存在となりました。
市街地再開発組合施行の再開発事業において、鹿島は、権利者の方々との合意形成を図りながら、デベロッパー(マンション分譲、商業開発)かつ施工者の役割を担って、様々なステークホルダー(利害関係者)との調整を図りながら事業を推進し、代官山に新しい都市居住空間を創出しました。
もとの樹木も再び植栽計画に活かされ、低層部の外壁デザインも旧同潤会アパートのイメージを取り入れています。また、竣工後は、鹿島関連会社の鹿島建物総合管理が建物管理業務に携わり、建物の維持管理やアドレス内の町会活動への協力など、ハード・ソフト両面を支える関係を保っています。

図版:外観

外観

場所 東京都渋谷区代官山町
開発期間 1985年~2000年
主要用途 レジデンス、商業、公共公益施設
開発面積 17,262m2
延床面積 96,512m2
総戸数 501戸
図版:全景写真

全景写真

図版:代官山駅直結の多目的広場 アドレスプラザ

代官山駅直結の多目的広場 アドレスプラザ

図版:目を引く様々なアートワーク

目を引く様々なアートワーク

東京イースト21


時代の先駆けとなった大規模複合開発

大手町駅から5駅9分、大手企業の集積が進み、発展が著しい東陽町の中心に位置する約1万坪の自社所有地を有効活用し、企画開発、設計、施工、管理運営のすべてを鹿島およびグループ会社で担い、総合力を活かし開発した初の大規模複合プロジェクトです。
社会貢献をコンセプトに、江東区の基本構想を尊重し、シビックゾーンに相応しい地域のコアの役割を果たすべく、オフィス、商業、ホテルからなる様々な機能を高度に複合した施設の整備を計画しました。地上21階建のオフィスタワー。多目的ホールやガーデンプールを備えた都市型ホテル、ホテルイースト21東京。レストランやショップ、サービス機能などの商業施設を揃えた新しい街をプロデュースしました。
複合施設の管理運営においては時機に即した迅速な判断を可能にするため、管理運営会社「鹿島東京開発」を設立し、商業施設運営・ホテル事業のノウハウの蓄積を図っています。
また、将来的な社会環境の変化に適応して施設を容易に変更できるように総合設計制度などは使わないなど、開発当初から、時代と社会のニーズに合わせて、フレキシブルに変化していく街を目指しました。2008年には商業棟の一部をオフィスへコンバージョンし、2012年には全体リニューアルを実現しています。

図版:オール鹿島にて取り組んだ大規模複合開発

オール鹿島にて取り組んだ大規模複合開発

場所 東京都江東区東陽
開発期間 1984年~1992年
主要用途 オフィス、商業、ホテル
開発面積 33,070m2
延床面積 141,873m2
図版:最新デザインにリニューアルしたオフィスエントランス

最新デザインにリニューアルしたオフィスエントランス

図版:もてなし空間として好評なホテルのロビーラウンジ

もてなし空間として好評なホテルのロビーラウンジ

図版:東側アプローチからホテルとタワーを望む

東側アプローチからホテルとタワーを望む

受賞歴

平成25年度コージェネ大賞 「理事長賞」(民生部門)

第4回 空気調和・衛生工学会 特別賞「十年賞」 (空気調和・衛生工学会)

蓄熱システム運転管理等の改善事例 奨励賞 (ヒートポンプ・蓄熱センター)

志木ニュータウン


鹿島が不動産開発事業に本格参入するきっかけとなったプロジェクト

埼玉県志木市は、東京のベッドタウンとして発展してきた衛星都市です。同地区周辺の乱開発やスプロール化を憂慮した当時の市長が、土地区画整理組合方式による開発から方針を変更し、民間企業に委ねることを決定しました。民間企業から開発プランを募集し、鹿島ほか数社が応募し、鹿島案が採用されました。採用後、1971年から用地買収に入り、67棟約3,200戸の集合住宅を販売し、ショッピングモールやスポーツ施設などの生活利便施設、公園、学校その他、各種の公共・公益施設を含み、民間デベロッパーが単独で行った住宅団地としてはわが国で最大級の規模となりました。鹿島の持つ総合力を多面的に投入し、用地取得・土地造成・配置計画から設計・施工・分譲に至るまでを全てを鹿島で手がけ、開発地区に鉄道新駅が開設されるなどの波及効果も大きく、まさに一つの「街」をつくり上げました。
この志木ニュータウン開発から、鹿島は不動産開発事業に本格参入することとなりました。

図版:竣工当時の志木ニュータウン

竣工当時の志木ニュータウン

場所 埼玉県志木市
開発期間 1971年~1988年
主要用途 レジデンス(戸建含む)、商業など
開発面積 354,656m2
総戸数 3,201戸
図版:開発当初

開発当初

図版:近隣公園から眺める

近隣公園から眺める

図版:志木ニュータウン・ガーデンプラザ 壱番館(左) 参番館(右)

志木ニュータウン・ガーデンプラザ 壱番館(左) 参番館(右)

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