ホーム > 技術とサービス > 新木造技術 > 木造・木質の魅力

新木造技術

豊かな感性を育む(教育施設)

教育施設では、木造・木質化が子供の情緒の安定や集中力の向上、健康増進に寄与するといわれています。そのため、地方では再び木造校舎が増え、都市部でも内装の木質化が進められているほか、鹿島では準耐火の木造建築を実現しています。

教育施設

こども園ひがしどおり(東通村乳幼児センター)木造

就学前の乳幼児に対する教育及び保育並びに保護者に対する子育て総合支援の総合的提供を図る施設です。全体で250人規模利用の施設で、年齢に合わせて保育・教育ができるよう、年齢階層別に棟を分け、それぞれ使い方・内装の工夫がされています。土台、柱、梁、桁等には、ヒバ、スギ、アカマツなど大部分に県産材を使用し、多目的ホールには自然の形のヒバ丸太が用いられています。

建築学会東北 第34回東北建築賞 作品賞、平成25年度 木材利用推進中央協議会会長賞

図版:外観

外観

図版:内観

内観

図版:内観

内観

所在地:
青森県下北郡東通村
発注者:
青森県下北郡東通村
設計:
計画工房
延床面積:
3,626m2
建物概要:
木造(一部鉄筋コンクリート造)、地上2階
竣工年:
2013年
改ページ

八雲学園図書館、体育館(リニューアル)一部木造

都区内では戦後稀な、木造混構造の校舎です。学園の図書室は、生徒が学校活動の喧騒から距離を置き、自己を形成していく場であり、学園生活の記憶を重ねていく場でもあります。緑豊かな環境に呼応しつつ、学園の中で最も落ち着き集中できる環境にふさわしいものとして、木造木質空間を選び取りました。木造実現のため、既存建物群と法令上別建物として配置し、準耐火建築物として燃えしろ設計された集成材を用いて構築されました。

図版:図書館内部

図書館内部

図版:外観

外観

所在地:
東京都目黒区
発注者:
八雲学園
設計:
鹿島
延床面積:
493m2
建物概要:
1階RC造、2階木造(軸組+ツーバイフォー工法)
竣工年:
2010年
改ページ

井川町立 井川中学校木造

秋田県の地場産の杉材を全面的に使用した木造校舎。在来工法により、集成材ではなく無垢材が使われています。屋根には、高い断熱性を確保するとともに、施工性にも優れた、断熱材を合板で挟んだDSP(ダブル・S・パネル)を採用しています。トラス状の小屋組みは、ダイナミックな室内環境をつくり出しています。生徒も父母も、みんなが誇りを持てる故郷のシンボルとなっています。

図版:外観

外観

図版:多目的ホール

多目的ホール

所在地:
秋田県井川町
発注者:
秋田県井川町
設計:
汎建築設計事務所
延床面積:
3,714m2
建物概要:
木造(製材軸組構造)、地上1階
竣工年:
2012年
改ページ

西武学園文庫幼稚園木造

傾斜地を切り開いた住宅地の幼稚園建替えです。園庭を囲む平屋建ての既存園舎は、背後の森が借景となり園庭から見えるのは空と緑だけでした。その配置の魅力を継承し、子供の生活がすべて園庭に連続する、水平で木質感あふれる空間づくりを目指しました。敷地の高低差を生かし、木の張弦梁が架けられたホールのスロープには本棚が設けられ、読書と遊び、外部内部の視線が交錯する街に開かれた新しい幼稚園の象徴となっています。

第4回キッズデザイン賞フューチャープロダクツ部門優秀賞、第55回神奈川建築コンクール 一般建築物部門優秀賞

図版:自然光と書棚によって、移動の空間が子どもたちの部屋になる

自然光と書棚によって、移動の空間が子どもたちの部屋になる

図版:外観

外観

所在地:
横浜市金沢区
発注者:
西武学園
設計:
鹿島
延床面積:
1,964m2
建物概要:
地下階RC造、地上1階木造(軸組+ツーバイフォー工法)
竣工年:
2009年
改ページ

木造武道館モデル木造

武道の必修化に対応するため、柔・剣道武道場の整備が進められています。木造の武道場は、伝統的な武道の精神を環境から体感させる力を持っています。鹿島は、耐火木造技術を含む多様な木造技術をシステム化し、敷地条件に合致した武道場の最適解を提案します。平屋モデル、2階モデルなど、様々なバリエーションを用意しています。

図版:木造武道館・モデル内観

木造武道館・モデル内観

図版:木造武道館・平屋モデル外観

木造武道館・平屋モデル外観

新木造技術 インデックス

ホーム > 技術とサービス > 新木造技術 > 木造・木質の魅力

ページのトップへ戻る

ページの先頭へ