News & Topics 2021

「第4回JAPANコンストラクション国際賞」を受賞

2021年9月1日

国土交通省が主催する「第4回JAPANコンストラクション国際賞(国土交通大臣表彰)」の建設プロジェクト部門でKOAシンガポール施工の「国立伝染病センター新築工事」が選ばれ、6月22日に全国都市会館(東京都千代田区)で表彰式が行われました。この賞は「質の高いインフラ」を象徴する日本の強みを発揮した建設プロジェクトなどを表彰することで、競争力の強化や日本企業のさらなる海外進出の後押しを目的に創設されました。

国立伝染病センターは、シンガポールにおける感染症の管理と予防の能力強化を目的として建設された複合医療施設です。本工事では、BIMを最大限活用した検討により建物の気密区画要件をクリアし、また関係者と一体となった安全管理を実現しました。そのほか、工期短縮の実現やシンガポールおよび英国機関から安全管理をはじめとする複数の賞を受賞したことなどが評価され、今回の受賞に至りました。

図版:左から朝日健太郎国土交通大臣政務官、越島副社長、ピーター・タン駐日シンガポール共和国特命全権大使

左から朝日健太郎国土交通大臣政務官、越島副社長、ピーター・タン駐日シンガポール共和国特命全権大使

イオンモールHa Dongが「トップ5オフィス&ショッピングセンター2020」を受賞

2021年8月2日

2019年12月に開業したベトナムの首都ハノイ市の「イオンモール Ha Dong」が、2021年3月26日に「トップ5オフィス&ショッピングセンター2020」を受賞しました。

同賞は、ベトナム国立不動産協会などにより選定されるもので、ベトナム国内で高まる環境意識に対して、館内外随所に樹木を植えて緑溢れる空間をつくるなど、自然環境との共生を意識したライフスタイルを提案したことが高く評価されました。また、今回の受賞に際して、本建物の設計・施工を担当したカジマ・ベトナムJVに、イオンモールベトナムの田中ジェネラルマネージャーから感謝状が贈られました。

同店舗は、経済成長が続くハノイ市の人口増加が著しい地域における中核商業施設となるため、にぎわいを生み出す場として一層の注目が寄せられていています。

イオンモールから当社に贈られた感謝状

イオンモールから
当社に贈られた感謝状

受賞式に参加したイオンモールベトナム田中ジェネラルマネージャー

受賞式に参加したイオンモールベトナム田中ジェネラルマネージャー

「WINKホテル サイゴンセンター」がオープン

2021年7月19日

3月24日、ベトナムのホーチミン市1区で建設を進めていた「WINKホテル サイゴンセンター」がオープンしました。

当社のアジア開発事業統括会社カジマ・デベロップメント(KD)は、2016 年に現地のIndochina Capital 社と合弁で設立したIndochina Kajima Development 社を通じてベトナムでの開発事業を推進・展開中であり、このプロジェクトはその第1号案件となります。また、新たにベトナムで立ち上げたホテルブランド「WINKホテル」の第1号店です。

WINKホテルは、ベトナムの伝統的な要素や色調を取り入れたデザインと快適な機能性を見事に融合させ、特に若者世代に向けて「手頃なラグジュアリー」を提供します。また、ベトナムのホテル業界で初めて、チェックイン時間にかかわらず24時間滞在を保証する「STAY24プログラム」を導入するほか、ビジネス客向けに当ホテル内を含めトゥーン社が運営する市内すべてのコワーキングスペースを利用できるサービスも充実しています。

今後、ホーチミン市に続き、ベトナムの各主要都市においてWINKホテルをブランド展開する計画です。

規模:RC造、地上12 階、地下2階、延床面積9,943 m2、237室

ホテル外観

ホテル外観

ロビーフロア

ロビーフロア

「台北日本人学校」で児童・生徒・教職員の現場見学会を開催

2021年5月21日

2020年12月18日、当社現地法人の中鹿営造が実施設計・施工を担当する「台北日本人学校」で、同校の小学4年生105人が参加する現場見学会が開催されました。

この見学会は同校の児童・生徒・教職員を対象に企画したもので、自分たちの学校がどのように建設されているかを知ることで、建設業に興味や関心を持ってもらうことを目的として順次開催しています。現場担当者が工事の進め方や進捗状況、完成図のほか、現場で使われている道具や車の種類、服装の工夫などを、図や絵、写真などを用いてわかりやすく説明した後、実際に現場を見学してもらいました。

生徒からは「新しい図書室の中に階段があって今より広くなるのが楽しみ」「工事で使う道具を動物にたとえていて面白かった」など、多くの感想が寄せられました。また、中鹿営造が学校へ寄贈した「だんだんできてくる」(鹿島監修、フレーベル館出版)という建設に関するシリーズの図書は図書館でも人気となっています。

本計画は校舎の老朽化に伴う建替えで、規模はRC・S・SRC造、校舎棟は地上3階、地下1階、塔屋1階、体育館棟は地上4階、総延床面積は1万7,130 m2です。基本設計を安井建築設計事務所、実施設計を当社建築設計本部、施工を中鹿営造が担当しています。2021年6月から新校舎と新体育館での授業を開始し、その後、既存校舎を解体してグラウンドなどの整備を行います。全体の完成は2021年12月を予定しています。

建設作業着の説明をクイズ形式で行った

建設作業着の説明をクイズ形式で行った

「だんだんできてくる」シリーズ全4巻 監修:鹿島建設 刊行:フレーベル館

「だんだんできてくる」シリーズ全4巻 
監修:鹿島建設 刊行:フレーベル館

「鹿島の海外事業」サイト英語版
公開のお知らせ

2021年4月2日

この度、「鹿島の海外事業」ウェブサイトの英語版を公開しました。世界中の方々に鹿島の海外事業を知っていただけるサイトとなるよう、今後も、より分かりやすく情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。

ウェスティン・アナハイム
リゾート竣工

2021年4月2日

2020年11月、米国不動産会社Wincome Groupがカリフォルニア州オレンジ郡アナハイムで建設を進めていたウェスティン・アナハイムリゾートが竣工しました。グランドオープンは、2021年6月の予定です。

ウェスティン・アナハイムリゾートは、618室の客室と、会議室、宴会場、レストラン、バー、小売店、屋外プール、最先端のフィットネスセンター等を備えた5つ星の高級ホテルです。アナハイムコンベンションセンターに隣接しており、通りを挟んだ向かい側には、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートがあるため、同リゾートの花火ショーを屋上ラウンジから楽しむことができます。オープン後はコンベンションセンターやディズニーランド利用者等で賑わいを見せる、南カリフォルニアの高級ホテルの1つとなることを目指しています。

鹿島米国現地法人KUSAのグループ会社KCS West, inc. は、ホテル及び付随の立体駐車場の建設を担当しました。複雑な段階的施工計画への対応やCOVID-19の影響もあり厳しい施工条件でしたが、無事故・無災害を達成しています。

外観

外観

ロビー

ロビー

工事概要

名称:
ウェスティン・アナハイムリゾート
所在地:
米国カリフォルニア州オレンジ郡
発注者:
Wincome Group
設計:
HED Design(意匠)、Englekirk Structural Engineers(構造)、Glumac(設備)
施工:
KCS West
用途:
ホテル
規模:
地上9階建、延床面積42,000 m2
工期:
2018年12月~2020年11月

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