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橋の歴史物語

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  8-1 東京湾ベイエリア構想
 

東京湾口道路

東京湾口道路

人と人を結び、地域間の交流を活性化する橋は、本四連絡橋プロジェクトの例をあげるまでもなく、橋で結ばれる地域全体を一つの大きな経済圏としてまとめる役割を担います。

神奈川県川崎と千葉県木更津を結ぶ東京湾横断道「東京湾アクアライン」15.1kmは1997年に完成しました。途中2つの人工島を築き、川崎側はトンネル、木更津側は約5kmの連続桁橋となっています。

横須賀の観音崎と房総半島の富津岬17kmを結ぶ、「東京湾口道路」が計画されています。この間がトンネルになるか、橋になるかはまだ決まっていません。もし橋を架けるとすると、日本で最大の長大橋になります。 この湾口道路によって東京湾岸道路は環状線となって完結します。

 
 
 
  8-2 大阪湾ベイエリア構想
 

大阪湾環状道路計画

大阪湾環状道路計画

大阪~神戸~淡路島~和歌山を結ぶのは「大阪湾・ベイエリア構想」です。 大阪湾岸道路の整備も進み、淡路島~和歌山間の紀淡海峡を結ぶ橋ができると、関西空港を中心に「大阪湾・ベイエリア」が形成され、阪神地域全体を一つの地域としてまとめることができます。和歌山と徳島を結ぶ紀淡海峡大橋という中央径間2500mの吊り橋が計画されています。

 
 
 
  8-3 21世紀多軸型国土の形成構想
 

日本の海峡横断橋計画

日本の海峡横断橋計画

例えば、太平洋ベルト地帯といった一軸型国土から、多軸型国土の形成へ…。
■西日本国土軸(関東から北九州まで)…これまでの太平洋ベルト地帯の再生
■北東国土軸…中央高原から東北、北海道に至る地帯
■日本海国土軸…北九州から北海道にかけての日本海側エリア
■太平洋新国土軸…沖縄から九州東部、四国、紀伊半島を経て中京に至る地帯

この4つの軸を横断する地域連携軸を形成することによって、21世紀型国土ビジョンが成り立つのではないでしょうか。この形成に橋が大きく貢献します。

 
 
 
  8-4 世界のベイエリア…サンフランシスコ
 

ゴールデン・ゲート橋

ゴールデン・ゲート橋

サンフランシスコ・ベイ・エリア

サンフランシスコ・ベイ・エリア

7つの橋と1つの海底トンネルで結ばれたサンフランシスコ・ベイエリアは、日本と同じ様な地震の多発地帯です。1906年のサンフランシスコ大地震によって、大被害を受け、都市の諸機能や住宅地が郊外に拡散を始めました。これを受けて、1910年代の終わり頃、対岸への架橋が計画され、1936年には「サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ」、その翌年には「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」が完成します。その後、サンパブロ湾を含めたサンフランシスコ湾には合計7つの橋が架けられます。 1972年には湾の周辺一帯を結ぶ環状ハイウェイ・ネットワークも整備されました。さらに、1974年にはサンフランシスコとバークレーを結ぶ海底鉄道トンネルが完成し、高速通勤鉄道が開通します。 ベイエリア全体の交通量も年々増加の傾向になり、3人以上相乗りの車は通行料をとらないという優遇制度により、車の交通量よりも遙かに交流人口は増加し、ベイエリアをより活気あるものにしています。 こうした交通網整備により、サンフランシスコベイエリアは、21世紀に世界で最も発展する地域の一つになるといわれています。

 
 
 

 

※このコンテンツは、2001年に開催されたインターネット博覧会出展時のアーカイブです。

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