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日建連表彰 第5回土木賞に2件が受賞

日本建設業連合会(以下日建連)は、2024年8月8日、日建連表彰2024「第5回土木賞」の選考結果を発表し、鹿島関連では「新日下川放水路工事」と「阪神高速3号神戸線床版更新工事」の2件が受賞しました。日建連表彰「土木賞」は、社会基盤として国民生活と経済活動を支える土木分野の優れたプロジェクト・構造物を表彰するもので、今回で5回目を迎えます。

新日下川放水路工事

高知県を流れる日下川流域の洪水被害を低減するための新たな放水路、全長約5.3kmのうち、鹿島は、トンネル区間の吞口側2.85kmをNATM工法で施工しました。

「国内最長となる狭隘なトンネル放水路の新設に向け、様々な機械化、自動化、IT化技術を開発し、導入することで、施工時の安全性向上や人員削減、工期短縮を実現している。」ことなどが評価されました。

図版:新日下川放水路工事

阪神高速3号神戸線床版更新工事

鹿島は、老朽化した都市高速道路高架橋の床版取替え工事として、阪神高速3号神戸線のうち、生田川出入口と摩耶出入口の間、30mの区間を担当。既設の鉄筋コンクリート床版を、軽量かつ高耐久な平板型の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)床版に取り替えました。UFCには鹿島らが開発したサクセム®を使用しています。

「都市高速道路の社会的影響の最小化や構造面で解決すべき課題をこれまでに培った知見や最新の技術を駆使して解決した。」ことなどが評価されました。

図版:阪神高速3号神戸線床版更新工事

なお、表彰式は同じく日建連が表彰する第65回BCS賞の表彰式とともに、2024年11月29日、The Okura Tokyo(東京都港区)で行われる予定です。

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