アジアの統括事業拠点、
名称「The GEAR」に決定
2020年12月10日
アジア開発事業統括会社カジマ‧デベロップメント社は、2019年からシンガポールにおいてアジアの統括事業拠点の開発事業に着手していますが、このたびその名称を、「The GEAR(Kajima Lab for Global Engineering, Architecture & Real Estate)」に決定しました。2020年8月27日には、現地で地鎮祭を行い、建設に着手しております。
この計画は、アジア最大のハブ空港であるチャンギ国際空港から車で5分という利便性の高いチャンギビジネスパーク内に、オフィスと研究施設を兼ね備えた延床面積約1万3,000m2の建物を建設し、運営する開発事業です。The GEAR内には、鹿島技術研究所のシンガポールオフィスKaTRIS(Kajima Technical Research Institute Singapore)がロボティクスをはじめとした先進的技術を研究・開発するラボを開設し、技術開発に積極的なシンガポールを舞台に、外部企業や政府機関、大学などとのオープンイノベーションを推進します。また、これまでシンガポール内に点在していたグループ会社をThe GEAR内に集約し、建設・開発の事業部門と技術開発部門とのシナジー効果をより一層発現させ、新たなビジネスをインキュベートする場にすることも企図しています。
当社は、The GEARにおいて当社の総合力を活かした技術革新を加速させ、確固たる事業基盤を築くとともに、目まぐるしく変化する社会で時宜にかなった最適なサービスと問題解決手段を提供することを目指します。
竣工は2023年を予定しています。
完成予想パース
ロー・イエンリン シンガポール通商産業省担当大臣、
ウン・ランJTC CEO、山崎純駐シンガポール日本国特命全権大使
をお招きしての地鎮祭の様子
地鎮祭で挨拶されるロー・イエンリン通商産業省担当大臣
工事概要
- 名称:
- Kajima Lab for Global Engineering, Architecture & Real Estate(The GEAR)
- 所在地:
- シンガポール共和国
チャンギビジネスパーク - 設計:
- 鹿島 建築設計本部
- 施工:
- KOAシンガポール
- 用途:
- オフィス、研究施設
- 規模:
- B1、6F 延べ13,087m2
- 工期:
- 2020年12月~2023年3月