全社員が自主的リーダーとなり、
拡大する建設市場でNo.1ブランドを目指します。

董事長
大浦 康二 Koji Oura
シンガポール、ヨーロッパでの勤務、カジマポーランド社長、カジマインディア社長を経て、2020年6月より現職。
鹿島(中国)のプロフィールを教えてください。
1980年代半ばに北京・上海に事務所を開設し、中国が2001年にWTOに加盟して以降、事業エリア中国全土に広げ、2003年に上海に現地法人を設立しました。外資系建設会社として最高ランクである一級資質を取得し、設計業務・施工業務・CM・エンジニアリングなど、お客様のニーズに合わせた様々な建設関連サービスを中国各地で提供しています。特に付加価値の高い生産施設や高度なエンジニアリングが要求される施設が得意で、設計施工に加え、現地ゼネコンや開発会社へのコンサルティングサービスも提供しています。

上海展覧館
鹿島(中国)の強みは何ですか?
高度な技術・計画が必要な医薬分野などを中心に高品質な生産施設を手掛け、中国No.1ブランドを目指しています。さらに今後、医薬品と同じく高付加価値型の産業である電子情報・データ処理・新素材などの分野にも進出する考えです。近年は経済の急激な発展に伴って中国国内でも品質への要求が高まり、現地企業からの技術コンサルティングサービスの引き合いも増えています。基本計画の提供や技術コンサルティングサービスの分野でも、No.1ブランドを目指します。

協和発酵麒麟上海工場
中国No.1ブランドを目指す取り組みを挙げてください。
現地社員と日本人社員が一緒になって事業基盤の拡充に取り組んでいます。主に「オペレーションの強化」、「(各方面と協力しての)営業力の強化」、「社員のレベルアップ・リーダーの育成」、「人事評価制度の充実・改善」などです。近い将来、中国における建設関連の市場規模が世界第1位になるのは確実です。将来の市場のさらなる拡大と事業分野の拡大に対応できるよう、特にリーダーの育成については一人でも多くの社員が自主性・技量・判断力のバランスが取れたリーダーシップを発揮できるようにしていきたいです。

リーダーとして、将来への想いをお願いします。
鹿島(中国)には現地社員が中心となって作成した将来に向けたビジョン「未来を創造し、技術で中国社会に貢献する。そしてNo.1ブランドになる」があります。その意図は、「今までと同じことを続けても将来はない。自分たちが、新しい形の建設業を創っていく」です。鹿島グループの一員として、自分たちで新しい建設業を模索しながらさらに自立した事業体となるよう、次の時代を担えるリーダーと組織を育てることが私の役割だと考えています。
Business Locations and Service Areas

Company Overview
会社概要
- 社名
- 鹿島建設(中国)有限公司
- 本社
- 上海
中国上海市長寧区延安西路1319号 利星国際広場 11F - 設立
- 2003年
- 株主
- 鹿島建設100%
- 従業員数
- 144名
出向社員17名(2022年2月時点) - 営業拠点
- 上海、蘇州、天津、広東(中国全土でのサービスをご提供します。)
主な対応業務
- 設計
- 施工
- エンジニアリング
- 生産設備据付関連
- CMサービス
主な対応案件
- オフィス
- 学校
- 病院
- ホテル
- 生産施設
- 商業
- 物流倉庫
- データセンター
- 内装