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連続ベルトコンベヤシステム

新世代クラッシャと大容量ベルトコンベヤにより作業環境と安全性向上

山岳トンネル工事のずり運搬は、ダンプトラックによるタイヤ方式が一般的です。一方、トンネルの長大化に伴い、ダンプトラック台数の増加による坑内環境の悪化、安全性、CO2排出等の課題に対して、ずり運搬に連続ベルトコンベヤを使用する事例が増加しています。しかし、連続ベルトコンベヤを使用する場合、ベルトコンベヤに載せるために発破で発生した岩石を破砕するためのクラッシャの破砕能力確保や、設備の適切な維持管理が、非常に重要となります。鹿島では、破砕能力が高く、維持管理が容易な硬岩対応クラッシャと、大容量ベルトコンベヤを採用した独自の連続ベルトコンベヤシステムを構築し、ずり運搬作業の効率化と作業環境の改善を図ります。

特許登録済

図版:連続ベルトコンベヤシステム

連続ベルトコンベヤシステム

キーワード
ずり運搬、ずり出し、ベルトコンベヤ、クラッシャ、ベルト管理、坑内環境、安全、CO2削減

システム概要・採用工事

山岳トンネルにおける連続ベルトコンベヤによるずり運搬では、とりわけ地山が硬い場合に、クラッシャの破砕能力が低下して、ずり出しサイクルに影響を与えることが課題となっていました。また、明り工事で多く使用されている大型のクラッシャは、エンジン駆動であるためトンネル内での使用が困難でした。鹿島は、明り工事で多く使用され、硬岩の破砕に定評のあるヨーロッパ製のクラッシャをトンネル仕様として開発し、大容量の連続ベルトコンベヤシステムに適用しました。本システムは、国交省堅苔沢トンネル(山形県)、北海道開発局音威子府トンネル(北海道)、NEXCO中日本新東名徳定トンネル(愛知県)等で使用され、成果を上げています。

図版:システム概要図

システム概要図

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特長・メリットココがポイント

硬岩対応の新世代クラッシャ

硬岩対応の新世代クラッシャをトンネル向けに開発しました。

  • 硬岩に対する破砕能力の評価が高いエンジン式クラッシャを電動化することにより、トンネル仕様に適合しました。
  • 油圧式のクラッシャ調整機能、マルチモニタを搭載した新世代クラッシャの優れた操作性により、ダウンタイムを大幅に削減できます。

図版:硬岩対応クラッシャ(トンネル仕様)

硬岩対応クラッシャ(トンネル仕様)

適用実績

図版:東北自動車道堅苔沢トンネル

東北自動車道堅苔沢トンネル

場所:山形県鶴岡市

竣工年:2011年3月

発注者:国土交通省東北地方整備局

規模:内空面積(代表値)74m2 延長1,993m

図版:音威子府トンネル

音威子府トンネル

場所:北海道中川郡

発注者:国土交通省北海道開発局

規模:内空面積(代表値)76m2 延長2,699m

図版:新東名高速道路徳定トンネル

新東名高速道路徳定トンネル

場所:愛知県新城市

発注者:中日本高速道路

規模:上り線568m 下り線576m

山岳トンネル技術 インデックス

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