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大分川ダム 堤体盛立完了式

2017年5月26日、大分県で施工が進む大分川ダム建設工事において、堤体盛立完了式が行われました。神事では、発注者である国土交通省関係者、近隣関係者、工事関係者ら約50名が参列し、国土交通省九州地方整備局大分川ダム工事事務所酒井所長、鹿島九州支店古賀土木部長らが玉串を奉奠しました。続いて、盛立完了式が行われ、近隣関係者、工事関係者ら約250名が見守る中、施工者を代表して鹿島JV奈須野所長が挨拶を行い、関係者らが威勢よく鏡開きを行いました。最終盛立の合図により、2台のダンプトラックからコア材が投入されると、大きな拍手が沸き起こりました。最後に参列者全員による万歳三唱が行われ、盛立完了を祝いました。

大分川ダムは大分県大分市に建設中の堤高91.6m、堤頂長496.2m、堤体積378万1,000m3の中央コア型ロックフィルダムで、2013年から工事が行われています。建設機械の自動化による次世代建設生産システム「A4CSEL」や、ドローンによるレーザ測量自動スライド型枠など、ダム建設の各種プロセスにICTを積極的に導入・活用し、生産性向上、品質確保、安全強化を図って工事が行われました。2015年9月から始まった堤体盛立は約1年8か月で完了し、今後は、2018年2月の試験湛水開始に向けて付帯設備の施工が行われます。なお、工期末は2019年3月です。

図版:神事の様子

神事の様子

図版:盛立完了式での関係者らによる鏡割り

盛立完了式での関係者らによる鏡割り

図版:ダム天端にダンプ2台から最終のコア材が投入された

ダム天端にダンプ2台から最終のコア材が投入された

図版:盛立が完了した大分川ダム(下流側より)

盛立が完了した大分川ダム(下流側より)

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