ホーム > 技術とサービス > 土木技術 > Topics > A4CSEL社外見学会 開催

鹿島の土木技術 Topics

A4CSEL社外見学会 開催

鹿島が開発し適用を進めている、建設機械の自動化による次世代の建設生産システム「A4CSEL®(クワッドアクセル)」の社外の方を対象とした見学会が、2018年7月26日と27日の二日間にわたって、神奈川県小田原市の「西湘実験フィールド」において開催されました。

A4CSELは、汎用重機を自動化することで、一人で複数の重機を操作することができる次世代の建設生産システムです。これまで五ケ山ダム、大分川ダムの実現場にて適用重機を順次増やし、小石原川ダムでは今秋、自動ダンプトラック、自動ブルドーザ、自動振動ローラそれぞれ複数台を用いて本格的に盛立てを行う計画です。A4CSELはこれまで、第19回国土技術開発賞最優秀賞、平成28年度土木学会賞技術開発賞、第46回日本産業技術大賞文部科学大臣賞など、数多くの賞を受賞しており社外からも注目を集めています。

そこで、今回、2017年夏に神奈川県小田原市に開設した「西湘実験フィールド」において、社外を対象とした見学会を開催しました。二日間にわたり、延べ4回行われた見学会には国土交通省や各種団体、様々な業界の民間企業等から合計約200名もの方が見学に訪れました。デモンストレーションでは、自動ダンプトラックが所定の位置まで自動走行したのち、ダンプアップ。自動ブルドーザが敷き均し、自動振動ローラが転圧する様子を熱心に見学しました。

フィールドでの見学後、質疑応答が行われ、予定時間をオーバーする程多くの質問が寄せられる等、A4CSELへの関心の高さがうかがわれました。

図版:西湘実験フィールドに設置されたA4CSELのパネル

西湘実験フィールドに設置されたA4CSELのパネル

図版:ダンプトラックの自動走行を見守る参加者たち

ダンプトラックの自動走行を見守る参加者たち

図版:3つの自動化重機が連動して作業を行う様子を熱心に見学した

3つの自動化重機が連動して作業を行う様子を熱心に見学した

図版:質問に答える機械部自動化施工推進室・三浦室長

質問に答える機械部自動化施工推進室・三浦室長

ホーム > 技術とサービス > 土木技術 > Topics > A4CSEL社外見学会 開催

ページの先頭へ