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成瀬ダム堤体打設工事 CSG初打設

鹿島JVが秋田県東成瀬村で施工を進めている成瀬ダム堤体打設工事において、2020年6月2日、CSG初打設が行われました。

CSG初打設は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、フィジカルディスタンスを十分確保しマスクを着用するなど、万全の対策をとった上で、規模を縮小して行われました。まず、発注者である国土交通省東北地方整備局成瀬ダム工事事務所・村山所長が挨拶を述べました。続いて、鹿島JVの大井・工事第1グループ長の「CSG打設開始」の合図で、ダンプトラックが所定の位置へ進み、CSGをダンプアップすると、晴天のもと堤体打設の第一歩が刻まれ、大きな拍手が山々に響きわたりました。

成瀬ダムは、完成すると日本最大の台形CSGダムとなります。冬期は豪雪のため、半年間は工事ができない条件の中、工事を進めています。成瀬ダムでは、鹿島が誇る、建設機械の自動化を核とした次世代の建設生産システム「A4CSEL®」を全面導入してCSG打設が行われます。堤体打設の最盛期にはダンプトラック、ブルドーザ、振動ローラ、仕上げローラ、清掃車、合計23台の自動化重機が昼夜問わず稼働する予定です。鹿島のフラッグシップ現場として「現場の工場化」を推進し、生産性、安全性の劇的向上を目指します。

今後、485万m3に及ぶ堤体打設が本格的に行われ、夏にはいよいよA4CSELによるCSG打設も開始される予定です。

図版:鹿島JVの大井・工事第1グループ長(左)の「CSG打設開始」合図の様子

鹿島JVの大井・工事第1グループ長(左)の「CSG打設開始」合図の様子

図版:ダンプトラックが所定の位置に初のCSGを荷下ろしした

ダンプトラックが所定の位置に初のCSGを荷下ろしした

図版:初打設の様子をフィジカルディスタンスを保ちながら見守る工事関係者ら(ドローンによる撮影)

初打設の様子をフィジカルディスタンスを保ちながら見守る工事関係者ら(ドローンによる撮影)

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