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第9回ロボット大賞でA4CSEL(クワッドアクセル)が優秀賞を受賞

第9回ロボット大賞において、鹿島の「建設機械の自動運転を核とした次世代建設生産システムA4CSEL(クワッドアクセル)」が、社会インフラ・災害対応・消防部門の優秀賞を受賞し、2021年3月12日、東京都港区の機械振興会館において表彰式が行われました。従来は一堂に会して表彰式を行っていましたが、新型コロナ感染症対策のため、個別に表彰状並びにトロフィの授与が行われました。

ロボット大賞は、日本のロボット技術の発展や社会実装を促進することを目的とした表彰制度で、経済産業省と日本機械工業連合会が、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省と共催しています。2006年度に第1回が開催、以降2年に1度の頻度で開催され、今回で9回目を迎えました。将来の市場創出への期待度が高いと考えられる優れたロボットの研究開発を実施した企業などが表彰されます。

鹿島が応募した「建設機械の自動運転を核とした次世代建設生産システムA4CSEL(クワッドアクセル)」は、従来の情報化施工や建設機械の遠隔操作とは異なり、いつ、どこで、何をするかの作業データを送信すると、自動化建設機械が自律・自動運転で作業を行います。1人で複数の建設機械を同時に稼働させることを可能とした全く新しい建設生産システムです。A4CSELは成瀬ダム(秋田県東成瀬村)において、最盛期には23台の自動化建設機械により堤体打設作業を行います。人手不足で作業人員が減少する中、自動化により少人数で作業を可能にした技術は他になく、他社に先駆けて実用化を実現していることが高く評価されました。

図版:川村審査特別委員長から表彰状を受け取る植木機械部長(左)

川村審査特別委員長から表彰状を受け取る植木機械部長(左)

図版:表彰式での記念撮影(左から機械部自動化施工推進室 出石担当部長、植木機械部長、川村審査特別委員長)

表彰式での記念撮影(左から機械部自動化施工推進室 出石担当部長、植木機械部長、川村審査特別委員長)

図版:A4CSELのイメージ図

A4CSELのイメージ図

図版:成瀬ダムで稼働するA4CSELの自動化建設機械の様子

成瀬ダムで稼働するA4CSELの自動化建設機械の様子

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