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自然共生

自然・生物への影響を抑制し、新たな生物多様性の創出・利用を促進することで、事業全体でのZERO IMPACTをめざします。

鹿島は、事業を通じて都市の生態系ネットワークを強化する「生物多様性都市:いきものにぎわうまち」を目標に掲げ、「鹿島生物多様性行動指針」に則って活動しています。

プロジェクトを通じた自然共生の実現

鹿島は、事業を通じて都市の生態系ネットワークを強化する「生物多様性都市:いきものにぎわうまち」を理念に掲げ、自然の有する力を積極的に利用して施設整備や土地利用を進めるグリーンインフラの整備に取り組んでいます。

いきものにぎわうまち


鹿島の技術研究所(東京都調布市)の建替えの際には、周辺地域の緑地の構成種の調査を踏まえ、郷土種による雑木林の復元などを盛り込んだ緑化コンセプトを取り入れました。その後も継続的に鳥類を中心とした周辺のモニタリング調査を行っています。本取組みは「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」にも認定されました。

施工段階での取組み

建設現場では、騒音や振動など周辺への影響を最小限にするよう努めるほか、希少種保全などの生物多様性保全活動などに、計画段階から多角的に取り組んでいます。

開発計画の早い段階で生物多様性への影響を含む環境アセスメントを行っています。環境アセスメントは、現況調査、予測、評価、環境保全策の検討、評価書案の作成、自治体の審査、評価書の作成、事後調査の順ですすめられます。環境への配慮を計画に組み込むことにより、計画の変更や代替案の検討が可能となり、環境への影響を最小限に防ぐことができます。 鹿島では、開発によって地域に与える影響を、シミュレーションや模型実験などによる事前予測評価を行い、その結果を生物多様性保全等の策に活かしています。
また、すべての現場では計画段階でリスク抽出し、これを竣工に至るまでフォローする仕組みを導入していますが、その際に地域の生物多様性に悪影響を与えるような可能性が確認された際には、技術研究所などと協同する形で生物多様性を保全する計画(BAP)を策定し、実行しています。

現場周辺での動植物や自然環境の保全において、工事の進捗とともに地形や状況が大きく変わるダムや造成などの現場では継続的なモニタリングとそれを踏まえた対策が重要です。鹿島ではiPadを利用した動植物・環境モニタリングシステム「いきものNote」を開発し、専門知識のない社員でも容易に環境モニタリングを実施し、技術研究所などとの情報の共有・蓄積による的確かつスピーディーな対応を行っています。

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