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現在、建設業界は技術者の不足や生産性の向上といった重大な課題を抱えています。そうした課題を解決するため、鹿島と金沢工業大学はセメント系3Dプリンティングに関する共同研究を開始。セメント系3Dプリンティングは、ロボットアームの先端からセメント材料を吐出し、層を積み重ねながら部材を製作する方法で、これを活用すれば、図面作成から部材製作まで、一連の作業の効率化が図れます。さらに、3Dプリンティングに使用する材料に、鹿島らが開発したCO2吸収コンクリート「CO2-SUICOM®︎(シーオーツースイコム)」の技術を導入。この研究によって、建設業界の生産性向上と、環境負荷低減を同時に目指します。