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コンクリート大量搬送
「SP-TOM」

コンクリートを分離させず連続大量搬送を実現

SP-TOM(Special Pipe TranspOrtation Method)とは、パイプを用いてコンクリートや土石類を高所から低所へ運搬する工法です。パイプをシュートとして利用したコンクリート運搬は従来から行われてきましたが、材料分離が生じやすいことや、運搬量・速度の管理が困難なこと等から、ごく短い距離のみで使用されていました。そこで、これらの問題点を解決するために、内側に羽根を螺旋状に取り付けた搬送管を回転させることで、コンクリートを分離させることなく連続で大量に運搬することを可能にしました。

特許登録済

図版:成瀬ダムSP-TOM全景

成瀬ダムSP-TOM全景

キーワード
コンクリートダム、技術開発、高速施工、連続打設、施工性向上
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特長・メリットココがポイント

急斜面での連続大量搬送の実現で施工を高速化

  • 25~44度の急勾配斜面での運搬が可能です。(急勾配斜面への設備配置が可能であるため、運搬距離が短くなる)

図版:SP-TOM全景(成瀬ダム)

SP-TOM全景(成瀬ダム)

品質保持した搬送

  • 搬送管に投入された材料は、適宜羽根で受け止められながら回転と重力で下方に移動するため、材料分離が生じることなく、品質が保持された状態で搬送されます。また、降雨の影響を受けません。

図版:搬送管の内部状況

搬送管の内部状況

環境負荷が少なく省エネルギー

  • 基礎工事が小規模であり、自然環境の改変が少なく済みます。(クレーンのような大規模な基礎工事が不要で設置工期が短い)
  • 搬送管内の運搬であるため粉じんが発生しません。
  • 重力を利用する方法であるため、小さなエネルギーで運搬可能です。
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適用実績

図版:成瀬ダム堤体打設工事(第1期・第2期)

成瀬ダム堤体打設工事(第1期・第2期)

場所:秋田県東成瀬村

工期:2018年5月~2026年12月

発注者:国土交通省東北地方整備局

規模:台形CSGダム 
堤高114.5m 堤頂長755.0m 堤体積485万m3

図版:五ケ山ダム堤体建設工事

五ケ山ダム堤体建設工事

場所:福岡県那珂川市

竣工年:2018年3月

発注者:福岡県

規模:重力式コンクリートダム 
堤高102.5m 堤頂長556m 堤体積93.5万m3

図版:第二浜田ダム

第二浜田ダム

場所:島根県浜田市

竣工年:2016年10月

発注者:島根県

規模:堤高97.8m 堤頂長218m 
堤体積32.4万m3

図版:湯西川ダム

湯西川ダム

場所:栃木県日光市

竣工年:2012年9月

発注者:国土交通省関東地方整備局

規模:堤高119m 堤頂長320m 
堤体積約103万m3

図版:嘉瀬川ダム

嘉瀬川ダム

場所:佐賀県佐賀市

竣工年:2012年3月

発注者:国土交通省九州地方整備局

規模:堤高97m 堤頂長460m 堤体積122万m3

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