ロープロファイル型バッチャープラント
コンクリート練上がり温度の抑制
一般的なバッチャープラントには上部に受材槽、計量装置が装備されています。そのため夏季においては、ストックヤードから送られた骨材がこの受材槽に長時間留まることによりコンクリートの練上がり温度が上昇していました。そこで、この受材槽を小容量化し、計量装置をストックヤード下部のカルバートの中に設けて、骨材を1バッチ分毎にバッチャープラントへ送る方式にして受材槽に溜まる時間を大幅に短縮することで、温度上昇を抑えるようにしました。これにより、プラントの高さが低く低重心となることから、ロープロファイル(Low Profile)型バッチャープラントと名付けました。
バッチャープラントの高さが低くなり、骨材供給位置が低くなることから、骨材供給ベルコン長の短縮やバッチャープラントの基礎を小さくできる利点があります。

ロープロファイル型バッチャープラント全景
- キーワード
- 重力式コンクリートダム、ダム施工用仮設備、バッチャープラント
特長・メリットココがポイント
- 骨材の受材槽に溜まる時間を大幅に短縮することで練上がり温度上昇を抑えることができます。
- 受材槽の小容量化と計量装置の別置きにより、大幅な軽量化と低重心化が図れ、設備基礎が小規模になりプラント建設のコストダウンが可能です。
- 骨材供給位置が低くなることにより、骨材供給ベルコン長を短くすることでコストダウンが可能です。

改ページ
適用実績

五ケ山ダム堤体建設工事
場所:福岡県那珂川市
竣工年:2018年3月
発注者:福岡県
規模:重力式コンクリートダム
堤高102.5m 堤頂長556m 堤体積93.5万m3

鶴田ダム施設改造
場所:鹿児島県薩摩郡
発注者:国土交通省九州地方整備局
規模:減勢工コンクリート7.2万m3

沖美地区畑地帯総合整備事業
三高ダム
場所:広島県佐伯郡
竣工年:2004年2月
発注者:広島県
規模:堤高44m 堤頂長202m 堤体積7.9万m3

早池峰ダム
場所:岩手県稗貫郡
竣工年:2000年3月
発注者:岩手県
規模:堤高73m 堤頂長333m 堤体積33万m3