国際サンゴ礁年2018 オフィシャルサポーター最終報告会
2019年3月1日、国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーター最終報告会が、東京都千代田区霞が関の中央合同庁舎5号館で開催され、鹿島らオフィシャルサポーターが2018年の活動を報告しました。
「国際サンゴ礁年2018」は、国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)が指定する3回目の国際サンゴ礁年(IYOR)で、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及・啓発し、一人ひとりの行動を促すための世界規模のキャンペーンです。各国において様々な取組みが行われ、日本でも環境省が中心となり、民間団体や企業、研究者、自治体がサンゴ礁に対する理解促進、保全活動を行いました。鹿島は26の企業・団体らとともにオフィシャルサポーターに任命され、活動を行いました。
最終報告会では、環境省からの活動報告に続き、大学生やオフィシャルサポーターからの取組み報告が行われました。鹿島からはサンゴ群集の再生を促進する「コーラルネット」を慶良間諸島や石垣島において地域活動として普及・展開を図った事例とともに、水面浮体型ドローンSWANS(スワンズ)によるサンゴ礁モニタリング技術の紹介等、1年間の活動について報告しました。
鹿島では、今後もサンゴ礁保全に係る地域保全活動へ貢献していくとともに、さらなる技術開発を進めていくこととしています。
1年間のオフィシャルサポーターの活動に対して感謝状が贈られた
技研・山木主任研究員による活動報告の様子
勝俣環境大臣政務官を囲んでの記念撮影の様子