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制震橋脚
「HiFleD®橋脚」

「ハニカムダンパ」で地震エネルギーを吸収する制震橋脚

HiFleD橋脚構造は、鹿島で開発した制震橋脚で、連続ラーメン橋に適用します。HiFleD橋脚構造では、橋脚を細い組柱(くみばしら)にして、橋の固有周期を長く、地震時の応答加速度を低くします。同時に組柱の間に制震装置「ハニカムダンパ」を取り付けて、地震のエネルギーを吸収します。

平成18年度プレストレストコンクリート技術協会賞 論文部門

図版:HiFleD橋脚構造を適用した連続ラーメン橋(イメージ)

HiFleD橋脚構造を適用した連続ラーメン橋(イメージ)

キーワード
HiFleD橋脚構造、制震橋脚、連続ラーメン橋、組柱、ハニカムダンパ

HiFleD橋脚構造の特徴的な挙動

細い組柱どうしはブレース材で結合した構造となっており、組柱の曲げ変形によって生じるブレース材の交点位置では鉛直方向の相対変位が生じます。その鉛直相対変位をハニカムダンパに作用させ地震エネルギーを確実に吸収させる構造となっています。

図版:HiFleD橋脚構造の特徴的な挙動

HiFleD橋脚構造の特徴的な挙動

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特長・メリットココがポイント

建築分野で実績豊富なハニカムダンパ

HiFleD橋脚構造で使用する低降伏点鋼のハニカムダンパは、鹿島が開発した制震装置で建築分野で豊富な適用実績があります。中規模地震を数回経験しても初期の性能を維持します。

図版:HiFleD橋脚構造

HiFleD橋脚構造

コストの低減

HiFleD橋脚構造では、地震時に橋脚に作用する断面力を低く抑えられるため、基礎を小規模にできるうえ、構造物全体の固有周期が長周期化し、地震力が低減されるので、上部構造の補強量を削減できます。この結果、工事費を低減できます。

図版:建築分野で実績豊富なハニカムダンパ

建築分野で実績豊富なハニカムダンパ

被災後の復旧

HiFleD橋脚構造では、大地震を受けた際の橋脚の応答を弾性範囲にコントロールできるので、損傷が軽微になり、被災後の復旧が容易になります。

適用実績

図版:リバーサイド千秋連絡橋

リバーサイド千秋連絡橋

場所:新潟県長岡市

竣工年:2007年8月

発注者:ユニー

規模:橋長30.5m(3径間連続PCラーメン橋)

学会論文発表実績

  • 「制震橋梁に関する研究」,プレストレストコンクリート,Vol.48,No.3,2006年
  • 「超高強度繊維補強コンクリートによるポストテンション方式PC橋梁の施工報告」,プレストレストコンクリート,Vol.49,No.6,2007年

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