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高橋脚用クライミングフォーム

自昇式足場による橋脚の施工

近年、高速道路等での橋梁は山間部に構築されることが多く、急峻な地形により高橋脚となる事例が数多く見受けられます。従来の施工方法(総足場)では1リフト毎に足場組立の工程が入るため他の作業の施工ができませんでした。これらの問題を解決するために、鹿島では高橋脚を施工するに当たり、工期短縮、高所作業の簡略化を目的に型枠と足場が一体となったクライミングフォームを採用し高所作業での安全性の向上と工期短縮を図っています。

図版:新名神高速道路 川下川橋P2橋脚

新名神高速道路 川下川橋P2橋脚

キーワード
クライミングフォーム、自動昇降足場、高橋脚

クライミングフォームの概要

クライミングフォームは作業足場と型枠が一体構造となった施工設備です。作業足場は上昇用レールと一体化されており、既設コンクリートに設置してある固定ガイディングシューの可動ピンに、上昇用レール先端の爪部を掛けることによりシステム全体を固定する構造となっています。作業足場が一体となった型枠は、型枠のセットや脱型が容易に出来るよう、専用ラチェットを用いることで最大70cmのスライドが可能です。また、型枠調整スピンドルも配置され型枠の立ちの調整機能が備わっています。クライミングフォームには橋脚各辺に上昇用ジャッキが各2基配置されており、合計8基のジャッキでシステム全体を上昇させる構造です。

図版:クライミングフォーム概要図

クライミングフォーム概要図

図版:クライミング上昇システム概要図

クライミング上昇システム概要図

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特長・メリットココがポイント

クライミングフォームにより工程短縮

クライミングフォームを使用することにより在来工法(総足場)より1リフト2日の工程短縮を図れます。そのためリフト数の多い高橋脚程効果を発揮します。

  • リフト毎の足場組立が省略出来ることにより工程短縮が図れます。
  • 高所での作業が少なくなることにより墜落・転落災害の危険が減少します。

図版:工程比較

工程比較

適用実績

図版:東海北陸自動車道鷲見

東海北陸自動車道鷲見

場所:岐阜県郡上郡

竣工年:1998年10月

発注者:日本道路公団

規模:橋脚数3基 P1:55m P2:118m 
P3:68m

図版:本郷大和線橋梁(空港大橋右岸側下部工)

本郷大和線橋梁整備
(空港大橋右岸側下部工)

場所:広島県豊田郡

竣工年:2003年12月

発注者:広島県

規模:橋脚数4基 P1:30m P2:58.7m 
P3:72m AP1:89.5m

図版:新東名高速道路佐奈川橋

新東名高速道路佐奈川橋

場所:愛知県豊川市

竣工年:2012年10月

発注者:中日本高速道路

上り線:P1:28.9m P2:64m P3:85.5m P4:73m P5:49.5m 
下り線:P1:33m P2:61.5m P3:89m P4:66.5m P5:23m

図版:新名神高速道路川下川橋

新名神高速道路川下川橋

場所:兵庫県宝塚市

発注者:西日本高速道路

規模:脚数2基 P1:25m P2:95m

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