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高耐震性橋脚工法
「HiDuc®工法」

橋脚基部に「サクセム」を使用した高耐震性橋脚

HiDuc橋脚構造は、鹿島で開発した高耐震性コンクリート橋脚です。HiDuc橋脚構造では、大地震時に塑性ヒンジが形成される橋脚の基部のかぶり部分に超高強度繊維補強コンクリート「サクセム」のプレキャスト型枠を使用します。サクセム製プレキャスト型枠の使用によって、大地震時のかぶりコンクリートの剥落や軸方向鉄筋の座屈が防がれ、変形性能が飛躍的に向上します。

図版:HiDuc橋脚構造

HiDuc橋脚構造

キーワード
HiDuc橋脚構造、高耐震性橋脚、サクセム製プレキャスト型枠

特長・メリットココがポイント

飛躍的な変形性能の向上

HiDuc橋脚構造では、圧縮強度が非常に高くしかも繊維補強されたサクセム製のプレキャスト型枠を使用することで、全ての軸方向鉄筋が降伏に至るまで、かぶりコンクリートの剥落と軸方向鉄筋の座屈を防止できます。この結果、橋脚の変形性能が飛躍的に向上します。道路橋 のRC橋脚を想定した模型実験では、従来のRC橋脚に比べて、60%以上の変形性能の向上を確認しています。

図版:模型実験での水平耐力と水平変位の関係

模型実験での水平耐力と水平変位の関係

コストの低減

HiDuc 橋脚構造の適用によって変形性能が向上するため、橋脚断面を縮小できます。橋脚断面の縮小によって、基礎のサイズも縮小できます。鹿島が行った試設計では、橋脚と基礎の縮小によって、下部構造の建設費を約8%低減できました。

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適用実績

図版:大阪府道高速大和川線三宝ジャンクションPA10橋脚

大阪府道高速大和川線
三宝ジャンクションPA10橋脚

場所:大阪府堺市

発注者:阪神高速道路

規模:橋脚基部断面寸法2.5m×2.5m

学会論文発表実績

  • 「超高強度繊維補強コンクリート製型枠を用いた高耐震性橋脚の適用 ─阪神高速大和川線三宝ジャンクション─」,橋梁と基礎,Vol.46, No.5, 2012年
  • 「超高強度補強コンクリートを用いたRC橋脚の二方向地震動に対する耐震性能」,土木学会論文集A,Vol.66 No.3,2010年7月
  • 「高性能塑性ヒンジ構造を適用した高耐震性RC橋脚の開発」,土木学会論文集A,Vol.64 No.2,2008年4月

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