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大分川ダム 完成式

2019年11月24日、鹿島JVが大分県大分市で施工を進めていた「大分川ダム」の完成式が、大分川ダムのダムサイトにおいて行われました。

完成式には、来賓として大分県・広瀬知事や衛藤衆議院議員ら、発注者である国土交通省関係者、また、地元関係者ら約320名が出席しました。まず国土交通省水管理・国土保全局・五道局長の式辞に続き、来賓からの祝辞がありました。続いて、関係者らによるくす玉開披とダム名の披露が行われ、ダム名が「ななせダム」となることが発表となり、ダム名碑が披露されました。最後に万歳三唱が行われ、大分川ダムの竣工を祝いました。

大分川ダムは、大分川水系七瀬川の上流に位置し、洪水調節、流水の正常な機能維持、水道用水の確保などを目的に建設された多目的ダムです。堤高91.6m、堤頂長400m、堤体積387万m3、総貯水容量は約2,400万m3のロックフィルダムです。1970年の予備調査以来、約50年をかけて整備が進められてきました。鹿島JVは2013年9月から本体建設工事を開始、ICT建設機械を積極的に導入するとともに、建設機械の自動化による次世代の建設生産システム「A4CSEL®(クワッドアクセル)」の導入試験や、ドローンによるレーザ測量実証実験などに挑戦し、このほど完成を迎えました。

今後は周囲の林道整備などを2019年度中に終え、2020年4月から「ななせダム」として供用を開始し、下流域の洪水防止に大きく貢献するダムとして、流域の安全を守ります。

図版:関係者らによるくす玉開披の様子

関係者らによるくす玉開披の様子

図版:万歳三唱の様子

万歳三唱の様子

図版:完成した大分川ダム

完成した大分川ダム

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