放射性廃棄物処分とは
原子力発電所などから出る「放射性廃棄物」は、
人間の生活環境に影響がないように、適切に処分する必要があります。
鹿島は、放射性廃棄物処分に必要な技術開発に積極的に取り組み、処分事業へ貢献していきます。
Point1
長期のプロジェクト
への対応
建設・操業に長期間を要する施設を合理的に設計する技術や、超長期の安全性を確保するための調査・評価技術の開発
Point2
大深度地下空間
の建設
高圧が作用する大深度地下に安全に処分施設を建設する技術の開発
Point3
高品質な人工バリア
の構築
セメント系およびベントナイト系材料による高品質な人工バリアを施工する技術の開発
放射性廃棄物の処分方法
放射性廃棄物は、廃棄物の種類と放射能レベルの違いにより、
処分深度やバリア(放射性物質の漏出を抑制するもの)が異なる4種類の方法で処分されます。
バリアは、工学技術により設けられる人工バリアと天然の地盤・岩盤である天然バリアに分類され、
放射性廃棄物の処分の安全性は、これらのバリア機能により確保されます。
トレンチ処分
人工構築物を設けない浅い地中に埋設する処分方法
ピット処分
コンクリートピットを設けた浅い地中に埋設する処分方法
中深度処分
一般的な地下利用に対して十分余裕を持った深度(地下70m以深)に埋設する処分方法
地層処分
地下300mより深い地下に埋設する処分方法
用語の出典:資源エネルギー庁ウェブサイト