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小石原川ダム 建設事業完了式

福岡県朝倉市・東峰村で進められていた小石原川ダム建設事業完了式が、2021年3月28日、現地で行われました。この式典は、鹿島JVが施工を担当した小石原川ダム本体建設工事を含め全てのダム関連工事が完了したことを祝うもので、発注者である水資源機構が主催しました。当日は事業関係者および来賓として国会議員や地元の関係者等が出席し、ダムの無事完成を祝いました。

小石原川ダムは、福岡県朝倉市を流れる筑後川水系小石原川上流に造られたロックフィルダムで、堤高139m、堤頂長約550m、堤体積約830万m3、総貯水容量は約4,000万m3を誇ります。2016年4月から本体工事を開始、鹿島が開発した建設機械の自動運転を核とした次世代の建設生産システム「A4CSEL®」の自動化重機を用いて、世界で初めて本格的にコア一層分の堤体盛立作業を行うなど、最先端ICTを施工に用い注目を集めました。施工中、たびたび記録的な豪雨に襲われましたが、その都度困難を乗り越えこのほど完成を迎えました。

流域の洪水被害低減、流水の正常な機能維持、水道用水の確保など、各種目的を持つ小石原川ダムの完成で、朝倉市、東峰村をはじめとする地域の安全と発展に大きく貢献することが期待されます。

図版:完成した小石原川ダム

完成した小石原川ダム。ダム湖は公募により「令和あさくら湖」と命名された

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