施設整備の事業費について相談したい
鹿島独自のノウハウを駆使し、
各プロジェクトに応じた効果の高い方策をご提案します
施設整備に伴う事業費について、どんなことでもお気軽にご相談ください。
施設整備事業を具現する事業パートナーとして、全力でご支援します。
事業段階に合わせたコストコントロール
施設整備は、企画構想から建物の竣工後の運営・保全に至るまで、多様なフェーズから構成されています。
建設コストのコントロールは、施設整備事業がどの段階にあるかによって、採用できる方法と効果が異なります。
プロジェクトの段階や特性に応じて、最も効果の高い方策をご提案します。
事業計画段階でのコストコントロール支援
まずは建物の規模や機能などを想定した上で、全体の事業費の大まかな目安をつけることが重要です。直近の事例を参考に、建設費に関する最新情報をご提供します。
建設コストを最も大きく左右するのは事業計画です。施設計画に合わせた採算シミュレーションを行いながら、既存施設の効果的な活用や段階的な施設整備、医療機能の分離なども検討します。
コストコントロールの方法や効果は発注方式に大きく左右されます。施工技術の設計段階での検討、競争原理の導入など、お客様のプロジェクト固有のニーズに合わせて、最適な発注方式をご提案します。
施設計画でのコストコントロール
鹿島に設計を任せていただく場合には、お客様のご予算に合わせて目標コストを設定し、設計の節目ごとに建設コストをチェックしながら、品質とコストのバランスを重視した設計を進めます。
基本設計が完了している場合には、可能な範囲で建物の構造や設備システム、内外装のグレードなどを見直し、効果の高いVE(Value Engneering;品質を落とさないでコスト低減を図ること)をご提案します。鹿島独自の設計・施工ノウハウを適用できる場合には大きな効果を得られることがあります。
施工計画でのコストコントロール
施工計画はできるだけ前倒しで検討し、設計に反映することで、建設コストを低減することができます。鹿島独自のノウハウを駆使し、単純な価格競争を超えたコスト低減策をご提案しますので、是非早い段階でご相談ください。
工期短縮は新しい施設の利用を早めるだけでなく、建設コストの低減にも効果的です。鹿島には工期を短縮するための豊富なノウハウがあります。できるだけ早い段階でご相談いただくことで、より効果の高いご提案が可能です。
合理的なコストコントロールのためには
建設工事は建物ごとにそれぞれの現場での一品生産を基本としています。このため、コストを圧縮するための一般解のようなものは残念ながらありません。したがって、これまでの経験やノウハウを活かしながら、プロジェクトごとの特性に合わせて検討しなければなりません。
一方、建物の建設コストは事業計画の方向性や建物の計画(設計)、工期など、さまざまな要素によって左右され、事業のどの段階でコストコントロールを行うかによって、縮減の効果は大きく異なってきます。
早い段階からの検討
一般的に、事業の初期段階で行うほどコストコントロールの効果が高く、後の段階になるほどコストが確定し、縮減できる余地が少なくなります。したがって、コストコントロールは事業全体のスケジュールのなかで、できるだけ前の段階から行うことが重要です。例えば、設計段階で効率的な工事を考慮した計画としたり、ゼネコンの施工技術を取り入れたりすることで、工期を短縮し建設コストを縮減することができます。
適切な発注方式の選定
コストコントロールを重視するのであれば、設計部門と施工部門が初めから協力できるゼネコンに、設計と施工を一括して請け負わせる方法が有効です。一方、コストコントロールの効果は限定的になりますが、まずは設計品質を確保した上で、それをできるだけ安い価格で建設するという考え方に立てば、ゼネコンの施工技術を限定的に取り入れる方法もあります。このように、発注方法によっても、コストコントロールの効果が異なってきます。
資金調達支援
施設整備のための資金調達には、福祉医療機構や市中銀行からの借り入れ、国・自治体の補助金の活用のほか、リース方式や投資ファンドの活用など、様々の方法があり、事業ごとに適切に組み合わせる必要があります。鹿島は金融機関からの借入をはじめ、リース方式や投資ファンドのご紹介など、幅広いネットワークを活かし円滑な資金調達を支援します。