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サテライト医療センター
新しい事業スキームの先端医療施設
大学病院が開設するサテライト施設としての先端医療センターなど、高度な設備を備えた新しいタイプの医療施設が増えてきています。鹿島は、機器メーカーとタイアップして最新の建築技術を提供しながら、大学病院や地域医療機関と連携した新しい最先端の医療施設づくりを支援します。
キーワード
- 先端医療、検査、運営支援、パフォーマンス向上
大学病院のブランチクリニックを核とした
複合医療テナントビル
メディカルモリノ
- 高度な画像診断設備を備えた乳がん専門クリニック
- 設備:CT、MRI、超音波
- 医療テナントビルの中核施設
地域の医療に『世界スタンダード』の最先端医療サービスを
メインの施設は、乳腺疾患に特化した診療と高度画像診断施設を整備した聖マリアンナ医科大学の「ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック」。乳がんの予防・治療からケアまで、総合的な診療サービスを提供する、日本初の本格的な独立型ブレスト&イメージングセンターです。
聖マリアンナ医科大学では、乳がんの総合的医療を提供するため、乳腺疾患に特化した診療環境と高度画像診断施設を持つブレスト&イメージングセンターを構想していました。「新百合ヶ丘」の街づくりに務めて来られた建築主がこの構想に賛同し、「地域の医療に『世界スタンダード』の最先端医療サービスを」をプロジェクトコンセプトとする複合医療施設が実現することになりました。
女性医療のQOLを総合的にサポート
5階建てのビルには、3・4階を占める同センターのほかに、NPO法人やヘアウィッグ・アロマテラピーショップなど、がん患者をケアする施設をはじめ、9つの各種クリニックや薬局、コンビニエンスストアなど、女性の生活を総合的にサポートするテナントが入っています。
建築も、女性のQOLを高める新しい医療のかたちを創造する、ひとつのツールになっています。設計において特に重視したのは女性患者のプライバシーに配慮した動線計画。メインエントランスとは別に、ブレストセンター用のサブエントランスとエレベータを設置して、一般利用者との動線を分離しています。イメージングセンター(検査・診断)は、ほかの患者さんも利用するため,フロア内も別動線となっています。
構造・設備では、ブレストセンターと一般テナント階の間に設備階を設け、設備のメンテナンスと将来の医療系テナントの更新に容易に対応できる構造としています。
高度画像診断センター
岡山画像診断センター
PET/CT、MRI、CTを整備した高度な画像診断に特化した施設です。
- 高度な画像診断設備を備えたがん診療を中心とした施設
地元に最高レベルの画像診断施設を
地元岡山に最高レベルの画像診断医療を提供することを目的に、大学と地元が協力して実現した事例です。PET/CT、MRI、CTなど、高度画像診断機器を導入しています。
鹿島は、こうしたプロジェクトの意義をよく理解し、各種高度画像診断装置はもちろん建物施設がその機能を十分かつ安全に発揮できるようにする使命を受け、地域の方が落ち着いた雰囲気の中で、安心して最新の画像診断を受けられる施設づくりを実現しました。