ホーム > 技術とサービス > 医療・福祉施設 > 変化に強い!-施設を効率的に利用:病院の可変性

医療・福祉施設

変化に強い!-施設を効率的に利用

病院の可変性

病院の成長と変化に合わせて常に最適な医療空間を実現

刻々と変化する医療情勢の中で常に最適な医療を提供していくためには限られた面積で効率的に変化に対応できる建物のフレキシビリティが求められます。高い更新性を確保し、病棟再編、診療部の機能更新等、将来予測される成長と変化に柔軟に対応できるシステムを提案します。

キーワード

フレキシビリティ、成長、変化、更新、可変性、機能更新

可変ホスピタル(病棟)

二重床を有効的に配置することでレイアウト変更、設備更新、メンテナンスの自由度を高めます。また、二重床とフラットプレート工法による自由な配管レイアウトと病室設備機能のユニット化等で病棟のフレキシビリティを高めます。

病院の経営上、病院の収益を下げることなく、病院機能を維持したままで、改修・増築工事が必要です。特に病棟改修においては、工事する階の上下階への影響を最小限に留め、休床することなく工事をする事が求められます。

図版:可変ホスピタル(病棟)

改ページ

図版:亀田病院

亀田病院(神奈川県)

図版:亀田病院図

  • 休床なく改修可能
  • 改修時の低コスト化と短工期化

適用事例

図版:亀田病院

亀田病院(神奈川県)

図版:玉川病院

玉川病院(東京都)

図版:東京歯科大学市川総合病院北棟

東京歯科大学市川総合病院北棟(東京都)

ページのトップへ戻る

フレキシブル手術室

診療科によって必要なスペースが異なることや、術式の多様化により、これまでの固定的な手術室では効率的な運用が望めなくなってきています。また、画像診断装置の進化により、脳神経外科の専門分野では手術中の画像診断「術中画像診断」の需要が高まりつつあります。

  • 術式の多様化に対応
  • 術中画像支援
  • 限られたスペースでの効率的運用
改ページ

手術室可動間仕切壁

手術室サイズを術式によって最適に変化させ、効率的な運用を目的とします。間仕切り位置変更に追従する均等な設備アウトレットでフレキシブルに変更に対応できます。

図版:手術室可動間仕切壁システム

手術室可動間仕切壁システム

ページのトップへ戻る

ハイブリッド手術室

可動間仕切り表面材に手術室内装用鋼板を使用したり、放射線防護機能を付加することで、ハイブリッド手術室にも適用可能です。

図版:ハイブリッド手術室の事例

ハイブリッド手術室の事例 片木脳神経外科(愛媛県)

図版:可動無影灯架台システム

可動無影灯架台システム
画像診断機器と連動して動き、機器どうしの干渉を防ぐことで天井高さを抑えるとともに、画像診断のスピード化がはかれる

ページのトップへ戻る

改ページ

シースルーMRIユニット

近年、技術進化が目覚しいMRIは、電波と磁気のシールドが必要とされ、装置の設置に際して最も課題要件の多い医療機器です。新築時と、5~10年毎に行われる装置入替時のシールド工事において、快適で安全な検査環境を低コスト・短工期で提供し、MRI室の休止期間を縮減して病院の経営面、医療環境の向上に貢献します。

  • 低コスト・短工期で提供
  • 改修・更新が容易
  • 圧迫感を軽減

パネルユニット

透過性の高い大型の電波シールドガラスを、何回でも着脱可能なパネルユニット方式にしたものです。そのため入替工事の際、従来不可欠であった電波シールド性能を確保するための熟練工を必要とせず、ヒューマンエラーを抑えて短工期を可能にします。

図版:シースルーMRIユニット

図版:1.5TのMRI室を3.0Tと1.5Tの2室にした例

1.5TのMRI室を3.0Tと1.5Tの2室にした例

改ページ

シースルーMRI室

従来の板状の磁気シールドとは違い、スティック上の磁性材を間隔をあけて配置する独自のシールド技術で透過性の高いMRI室を実現します。

図版:シースルーMRI(片木脳神経外科)

シースルーMRI(片木脳神経外科)

図版:従来方式と鹿島方式

医療・福祉施設 インデックス

ホーム > 技術とサービス > 医療・福祉施設 > 変化に強い!-施設を効率的に利用:病院の可変性

ページのトップへ戻る

ページの先頭へ